水管理・国土保全

  

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地域と豊川

豊川の河川利用

豊川の水辺や高水敷は、さまざまなスポーツやレクレーション、伝統行事の場として盛んに利用されています。
水辺では、漁業やレジャーとしてのアユ釣り等が広く行われており、下流部ではシジミ採りが盛んです。
また、牛川地区では渡し船が地域住民の交通手段として残されています。
高水敷では、スポーツ、野外レクレーション、散策、伝統行事やイベントが開催される等、河川と住民とのふれあいの場や、身近な環境教育の場となっています。



さまざまなレクリエーション等の場として盛んに利用される豊川


平成9年豊川・矢作川河川空間利用実態調査


豊川水系は、産業の発展や都市人口の増加に伴い広域的な用水対策を実施する必要のある水系として「水資源開発水系」に指定されています。
豊川の水は、主に昭和43年に完成した豊川用水を通じて東三河地域の水道用水、工業用水、農業用水と浜名湖西部地域の工業用水、農業用水を供給しており、東三河地域は農業産出額で全国1位の田原市と6位の豊橋市、製造品出荷額では全国2位の豊川流域圏を擁する重要地域となっています。

なお、農業用水としては、流域内だけではなく、浜名湖西部地域及び東三河地域において約18,600haに及ぶ耕地の灌漑等に利用されています。
発電用水としては、長篠発電所など3箇所の発電所により最大出力約2,380kwの発電に利用されています。
都市用水としては、工業用水は浜名湖西部地域及び東三河地域の工業地帯に利用されています。



灌漑、上水、発電等に主に利用される豊川の水






















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