水管理・国土保全

  

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地域と木津川

地域社会とのつながり

木津川上流域には7市5町村の自治体が存在し(2017年4月現在)、特に中心的な都市は、伊賀市、名張市となっています。特に名張市においては、近畿圏のベットタウンとして発展した都市です。伊賀市、名張市は共に三重県に属し行政の管轄は中部圏になります。しかし、近畿圏との交通条件(主に鉄道)が整備されていることもあり住民の多くは、近畿を生活圏としています。また、川の流れは大阪湾へそそがれ、古来からこの地域で奈良や京都の寺院の建立に使用する木材を筏で運送していました。行政圏のつながりよりも、水系でのつながりがみられる地域といえます。

名張市内では、地元NPO法人、河川協力団体、国土交通省、三重県などで作る実行委員会が主催し、名張市内全域において名張クリーン大作戦を平成16年より実施しています。

その他の地域の活動においても、木津川においてはカヌーが盛んなところであり、木津川が山間部を縫って流れることもあり、豊かな自然、瀬や淵を利用する上級者や砂州のあるトロ場の初級者まで楽しめる、カヌー教室もあり、遠く大阪、京都などからも訪問されています。また、地元の子供達に楽しく、安全な「川遊び」ができるように指導するNPO等も存在し、子供達にカヌーや、ライフジャケットを着用した「川ながれ体験」等もおこなわれています。



名張川クリーン大作戦


カヌー教室(木津川)



流れ橋

木津川下流部には、木造で日本最長の流れ橋である上津屋橋(こうづやばし)があり、時代劇の撮影で使用されるなど木津川を代表する構造物です。河川敷に存在する民有地には、茶畑が広がっており、この地方の特産品である宇治茶の栽培が行われています。


流れ橋を堤防から望む





















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