水管理・国土保全

  

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天神川の主な災害

過去の主な水害

 明治以降における主な水害としては、小鴨川の堤防が多くの箇所で決壊し、氾濫した濁流は「一朝にして当時の小鴨村、倉吉町を石河原と化し一面の泥海に変じた」と言われる昭和9年室戸台風洪水、戦後最大流量を観測し、小鴨川筋の生竹、関金地区等の未改修区間に相当の被害が発生し、多くの橋梁(当時は木橋が大半であった)が流失した昭和34年伊勢湾台風洪水があります。
 近年では倉吉市で内水被害が発生した平成10年10月洪水があります。


発生日 発生原因 被災市町村 被害状況
1893年(明治26年) 台風 不明 多数の堤防決壊による家屋の浸水、多大な田畑への土砂混入
1934年(昭和9年) 台風(室戸) 倉吉市、三朝町、北栄町、湯梨浜町 死者31名 全半壊家屋284戸 浸水家屋6960戸
1959年(昭和34年) 台風(伊勢湾) 倉吉市、三朝町 家屋被害135戸
1998年(平成10年) 台風 倉吉市、三朝町 半壊家屋3戸 浸水家屋50戸



昭和34年伊勢湾台風洪水

 天神川水系では、生竹・耳・関金地区の未改修区域に相当の被害があり、小鴨川および天神川で大部分の木橋が流失しました。倉吉市内の床上・床下浸水、低水護岸・高水護岸の損失も多く、また砂防では数ヶ所の県道および林道の崩壊,小橋の流失があり、堰堤にも被害が発生しました。


倉吉市関金地区の堤防決壊状況


天神川大塚橋の流失状況




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