河川概要
菊池川 水と自然と文化がふれあう 豊かなふるさとのながれ
菊池川は、その源を熊本県阿蘇郡深葉山に発し、阿蘇外輪山の渓流をあつめ菊池市を流下して迫間川、合志川、岩野川等を合わせつつ貫流し山間部に入り、和仁川及び江田川等を合わせ玉名平野に出て玉名市において有明海に注ぐ、幹川流路延長71km、流域面積996km2の一級河川です。
流域内には、源流の阿蘇くじゅう国立公園など自然環境に恵まれた地区が多く存在しています。また農業が盛んで特にスイカの収穫量は熊本県内の70%を占めており、山鹿温泉など温泉が流域内に広く存在するなど観光資源に恵まれています。江田船山古墳や高瀬船着き場の他、全国の約25%が存在するといわれる装飾古墳など多数の文化財や史跡等も多く存在しています。 支川迫間川の上流には平成14年に完成した竜門ダムがあり、流域内外への水の供給や、洪水調節による水害の軽減に努めています。毎年夏に「竜門ダムフェスタ」を開催しており、ダム湖での釣り大会、ダムのおなか探検ツアーなど、地域内外からの多くの来場者によるふれあいの場となっています。 平成29年4月に「米作り、二千年にわたる大地の記憶」として菊池川流域が日本遺産に認定され、流域内の地域資源を活かしたまちづくりの推進と地域活性化が期待されます。
玉名市街部付近
山鹿市街部付近
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流域図・位置図
菊池川管内図
関連機関(管理事務所等)河川整備基本方針河川整備計画水害への取り組みパンフレットなど |