地域の中の菊池川

地域社会とのつながり

菊池川では、川をきれいにすることを目的として流域の全21市町村（平成元年当時）が集まり、平成元年に「菊池川流域同盟」が結成されました。
　平成4年7月には全国で初めて各市町村が共通の条例をつくり、ゴミ拾いや水質調査等を実施しています。
　また、流域内には、歴史・文化を今に伝える史跡や祭りなど、また上流域の菊池渓谷をはじめとする豊かな自然を活用した施設が多く見られます。

地域の中の菊池川

水辺プラザかもと

菊池川中流部に位置する山鹿市鹿本町には、「水辺プラザかもと」があります。
　自然とふれあいながら、くつろぎや安らぎをも感じることができ、健康をテーマにしています。中核となる公園中央には、天然温泉、地域の特産品を販売する物産館もあり毎年100万近い利用者が訪れる人気施設となっています。

地域の中の菊池川

ゆめほたる

水辺プラザの近くには、地元鹿本町が主体となり、「水辺の楽校プロジェクト」が整備中です。舟運の歴史、良好な自然環境をを活かして、子どもたちが安全に水辺へ近づけ、動植物と触れあえ、自然の大切さを学べる場、市民の憩える場として整備されています。菊池川鹿本町水辺の学習館「ゆめほたる」も整備し、子どもから高齢者までの総合学習の場としても利活用することができます。

　このように、菊池川流域では、菊池川をとおして、流域の市町村や住民が一体となって川をきれいにする活動に取り組み、またこれらの歴史・文化・親水施設を活用して様々なイベント等も行われています。