サイクル健康

  • 競技施設整備に対する
    支援の在り方に関する検討

    現在、国際自転車競技連合の規格にあった屋内競技施設は全国で1施設のみ。BMX(バイシクルモトクロス)やMTB(マウンテンバイク)に関しては、オリンピックや世界選手権、ワールドカップに対応するようなレベルの競技施設はなく、スキー場などに国際規格のコースを仮設して大会が開催されている状況です。そこで、サイクルスポーツの発展に向け、競技施設の新設や整備を図るためのサポートを進めていきます。

    <伊豆ベロドローム(静岡県)>

  • 既設競輪場や公園等の有効活用の促進

    サイクルスポーツを身近に感じていただき、慣れ親しんでいただけるよう、自転車競技関係者を含む関係者などに協力を要請し、各地にある競輪場を活用した市民参加イベントの実施や、大規模な公園の有効活用をサポートします。

    <競輪場の子供たちへの開放>【出典:大宮競輪場 HP】

  • タンデム自転車の公道走行に関する検討

    障がい児に向けたタンデム自転車のトレーニングが全国各地で行われていることを受けて、各地域の道路交通環境などを考慮したうえで、安全性が確保される場合には公道での走行を検討するよう、都道府県警察に働きかけていきます。

    <IATSS障がい児向け自転車トレーニングWS(愛媛県・松山市)>

  • 自転車活用による健康増進に関する広報啓発

    全ての国民が人生の最期まで楽しく元気に過ごせることを目標とした、「スマート・ライフ・プロジェクト」の活動の一つとして、自転車を活用した健康づくりに関する広報活動を積極的に展開していきます。

    <スマート・ライフ・プロジェクト>【出典:厚生労働省】

  • 健康増進効果に関する調査研究

    地方公共団体などと連携して、自転車を活用することが健康増進などに与える影響に関する国内外の科学的研究結果の収集、自転車の活用による医科学的効果に関する国内での調査研究をバックアップしていきます。

    <自転車通勤ウェルネスプログラム>【出典:(㈱シマノ、 ㈱フジクラ)】

  • 自転車通勤拡大のための広報啓発

    関係省庁や関係機関が連携して、通勤手当の支給や通勤災害への対応、駐輪場の問題など、自転車通勤に関する企業側の課題に対し、ガイドブックの配布やセミナーを開催するなど、通勤における自転車利用が拡大するようサポートします。

    <市主催の自転車通勤促進のためのセミナー(豊橋市)>【出典:豊橋市】

  • 「自転車通勤推進企業」宣言プロジェクトの創設

    自転車通勤する人が増えている状況を踏まえ、企業活動における自転車通勤や業務への利用拡大を目的に、「自転車通勤推進企業」宣言プロジェクト(仮称)を創設して、自転車通勤の拡大を促すためのバックアップを実施していきます。

    【出典:国土交通省】

  • 国の機関における駐輪場の整備

    国の機関においても自転車通勤者や庁舎への来訪者のために駐輪場を整備するとともに、シェアサイクル事業者がサイクルポートを設置するためのサポートを行います。

    <合同庁舎にシェアサイクルポートを設置した例(札幌市)>
    【出典:NPO法人ポロクル】