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第3回EFV国際会議 概要

- 谷国土交通大臣政務官より、「環境にやさしい自動車はなぜ必要なのか 〜日本の視点から〜」と題する基調講演を行い、日本における自動車に関する燃費基準の設定やEFVの開発・普及方策について紹介するとともに、将来的にはEFVの使用が世界的なスタンダードになるべきであることを提言した。また、本会議の成果やG8サミットで示された方向性などを踏まえながら、本年10月に国土交通省の主催により「交通分野における地球環境・エネルギーに関する大臣会合」を日本で開催し、より一層地球温暖化対策と大気汚染防止対策を加速するための方向性を示していく予定であることを表明し、協力を呼びかけた。
- その他、ティーフェンゼー独交通・建設・都市開発大臣、カザツェイ欧州委員会エネルギー・交通総局長、ヴィスマン独自動車工業会会長、ツェッチェダイムラー社会長等世界各国のスピーカーによる講演が行われたほか、会議場外には、日本のメーカーによるものを含め多数のEFVが展示され、参加者の関心を引いた。
- 本会議の成果は結論文書としてまとめられ、今後、世界全体で自動車交通が急激に拡大するなか、EFVの普及促進を図ることの必要性、重要性が確認された。なかでも、「環境にやさしい」ということの評価方法の確立がEFVの普及促進のためには重要であるとの認識が示され、国連欧州経済委員会自動車基準調和世界フォーラム(UN/ECE/WP29)のような国際的な専門家集団が構築に取り組むべきとの提言を行った。
- インド代表団より、第4回会議を2009(平成21)年11月を目途にインドにおいて開催したい旨が表明された。
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