会議記録

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第8回(平成14年9月20日)


7.今後の進め方について

【嶌委員】
 今後サイバーネット懇談会を進めていくにあたりまして、どうしていくかを考えたいと思います。僕はサイバー懇にそれほどはアクセスもないと思っていましたが、この件数を見てみると、予想を越えるアクセスがあるのですね。そういう意味で言えば、このサイバーネット懇談会でもう少し議論を続けていきたいと思います。それに対しまして、本日は皆さんにテーマを出していただきたいと思います。今日のような観光でも良いですし、どういうテーマを載せればいい日本が出来るか、というテーマを皆さんに出して頂いて、委員はどこかのグループに入って頂き、そこに時々意見を載せて頂くという形にしていくと、サイバーネット懇談会も活性化すると、事務局では考えているようです。

 


嶌委員

【事務局(浅野)】
 事務局からは、今嶌先生が言われたとおりでよろしいと思います。
リアルの懇談会は今回最後にしようという案でございます。サイバーネット懇談会を2カ月ほど続けていただいて、取りまとめという形で最後にパンフレット等作成したいというふうに事務局では考えております。以上でございます。


 

 

【嶌委員】
 アクセス数の累積が16万というのは、これはなかなかのものですね。今まではハッピーライフなどのテーマを中心にサイバーネット懇談会をやってまいりましたが、今後はこれだったらちょっと話してみたいなと、投稿してみたいなと思うようなテーマづけをして、そしてその中に皆さん方が委員として入っていただいてちょっと刺激的な問題提起していただきたいと思います。今のところ松田美夜子さんからは、エネルギー、廃棄物、先ほど井上さんも廃棄物のことを言っておられましたけれども、エネルギーとか廃棄物のことをテーマにしたいとおっしゃっておられます。



嶌委員

【林委員】
 2カ月ぐらいやって何かにまとめてという話ですね。そうすると、大体2カ月なりのことを考えて、それで一旦サイバーネット懇談会も一区切りという感じですね。終わりがあるというのは良いですよね。日本ってなかなか終わってくれない国で、イギリスだとかドイツは終わりがあるのが楽しくて、また次のことを始めようという感じだから、終わりは大賛成です。
 僕は、地域の再生ということをどういうふうに、それぞれの地域で考えるかというのを楽しく語るというテーマが良いと思います。楽しいまちづくりがテーマです。

 


林委員

【井上委員】
 真に申し訳ないのですが、僕は小学校の何年生の時でしたか、釘にニクロム線を巻いて磁石を作るという実験で、クラスで4人磁石にならなかった子がいるんですが、そのうち3人が女の子で、あと1人が僕だったんです。僕はなぜか大学は工学部に行ってしまったものですが、およそそういうことが致命的にできなくて、運転免許もとる気は初めからありませんでしたし、もちろん、いまだにワードプロセッサーさえ扱えません。そもそも持っていません。パソコンも一切持っていません。僕は取り残されているなという気がするんですが、このごろはちょっと開き直ってね。料理の職人さんでもうちは電気釜は使いません、羽釜でやりますみたいな方がありますでしょう。あれと同じだと自分に言い聞かせるようにしていますので、これには参加できないという申し訳ないところがあります。



井上委員

【嶌委員】
 それは文字で書けばいいんですよ。だれか打ってくれますから。

 


嶌委員

【井上委員】
 のんびり後ろ向きでいいやないかというのは、ワープロさえ打てへん人を許容できる社会じゃないでしょうか。私はものすごく心強いことを言うてもろたということを思い、全然苦しまずにさぼれるなというふうに思いました。あしからず。


井上委員

【嶌委員】
 じゃあ、のんびり後ろ向きの暮らしの編集長をお願いします。

 


嶌委員

【隈部委員】
 私は、どちらかというと、若い世代といつも接触がありますので、10代、20代の人が掲げている未来の夢の社会ということに今興味を持っています。「10代の夢を語る懇談会」ですね。これは個々人に聞くのではなくて、社会としてどういう夢のある社会を希望しているかというのをこちらから情報提供をしていって、それに対して大人がどういうリアクションを持っているのかということをやっていきたいと思います。

 


隈部委員

【澤登委員】
 私は、これからの日本の姿を、緑と木の国というのを私はイメージしたいと思っております。ですから「緑と木の国づくり」を提案型でみんなで考えてみたいと思っております。

 


澤登委員

【安部委員】
 懲りない編集長というのをもう10年やっています。ずっとお話を伺っていて、それから自分自身毎日暮らしていて思うのは、人間が、それぞれが幸せになるのは、2つの要素に尽きると思うんです。1つは愛で、もう1つは勇気です。愛と勇気というのは、人間が幸せになるためのエネルギーであり、車の両輪みたいなものだと思います。どういうのがそれぞれの人が出かけていって楽しめる、あるいは好奇心を満足させる場所なのかと考えたら、それは、言葉だけふれあいの何々なんてつけてあるところじゃなくて、愛に満ちたところなんですよ。いろんな意味で愛に満ちた社会なり地域なりをつくるのは法律や何かじゃなくて、それぞれの勇気でしょう。僕はそう思います。だからどうやったら僕たちが愛と勇気を持てるのか、僕自身それを伺いたいです。愛はあり過ぎるほどあるんですけれども、勇気が足りません。「愛と勇気 人間の幸せを求める」懇談会をやりたいと思います。

 


安部委員

【石井委員】
 僕は、巨大な町にどうやって幸せな町をつくるか委員会をテーマにしようと思います。折角東京が大都市、国際都市になっていくわけですから、そこでどうやってみんなが愛してくれて、昔東京はよかったよというふうなものをその中に突っ込んでいけるかというのの委員会をやりたいと思います。テーマは「巨大な町に幸せをつくる」です。

 


石井委員

【嶌委員】
 今日出ている方は、それぞれ言って頂いたので、それぞれの編集長になって頂きます。林さんは、「楽しいまちづくり編集長」ということで、何か刺激的な文章を10行か20行で良いですから、刺激になるような問題提起をぜひしていただきたいと思います。
 井上さんには、「スローライフ運動」みたいな感じでお願いしたいと思います。
 隈部さんは、「10代の夢を語る」編集部編集長をお願いします。
 澤登さんは、「緑と木の国づくり」編集部ということにしていただき、安部さんは、「愛と勇気、人間の幸せを求める」編集部をお願いします。石井さんには、「巨大な町に幸せをつくる」編集部ということでやっていただきます。私は、先ほど観光の話をしましたので、お国自慢編集部をつくって、全国からお国自慢を全部取り寄せて、それを単なるお国自慢ではなく、そこにどんな付加価値をつければもう少し良い観光地になるのかなとかといったことを考えていきたいと思います。
 社会福祉とか教育とか労働というのは結構大きい問題なので、今日欠席している委員に、全員に編集長になってもらうという形にしたいと思います。



嶌委員

【加藤委員】
 今,よく勝ち組、負け組という言葉を使われて、簡単に満足するやつは負け組だと、もっと頑張ってやれと、どうもそういうところに日本人は全体が押し込まれていて、窮屈になっているんじゃないかという気持ちが常にしています。
 ですから、どういうときにハッピーだと思うかということを考えたいと思います。

 


加藤委員

【嶌委員】
 教育、社会福祉、労働もとても重要なテーマで、これもサイバーネット懇談会にあったほうが良いと思いますので、これは本日欠席の委員にお願いしたいと思います。
 例えば社会福祉のところも、ありきたりの社会福祉だけではなく地域で社会福祉のNPOをつくって何かやるとか。そういうアイデアをとにかくたくさん出してもらう。そしてそのアイデアを行政に反映させていく。それを反映させないような規制だとか構造があったら、それはぶっ壊していくということをポイントにするようなアイデアを出してもらおうというふうにすることが良いと思います。
 タイトルも、何とかへの挑戦状とか、少しエキサイティングなタイトルをつけて、そういうサイバーネットを立ち上げたらどうかなと思います。



嶌委員

 

 

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