国土政策

「東北圏における救急医療体制の課題分析等」に関する調査

1.趣  旨   
 東北圏では、10万人あたり医師数が全国平均を大幅に下回っていること、第三次救急医療機関の60分到達圏から外れる中山間地等が多く存在すること等、地域医療は極めて厳しい環境にあることから、救急医療の充実を図る必要がある。
 本調査は、医療資源等の共有データベースを作成するとともに、データベースの検証により医療機関の役割分担・連携、搬送時間短縮、IT活用(遠隔画像診断等)、県境を超えた広域連携等の検討を行い、東北圏の救急医療の充実のための制度設計を行うものである。
 
2.事業概要

(1) 東北圏における救急医療体制の課題分析等のための関係行政機関(国及び地方公共団体)及び学識経験者等によるプロジェクトチームの設立

(2) 医療資源のデータに関する現状認識の整理

  ・散在しているデータのデータベース化(救急患者数の推移、搬送原因と重症度、受入要請の回数、医師の配置や診療科別の体制、病症の回復期に必要とされるリハビリ等の受け皿、救急搬送時間・距離、専門医の要請や確保するための研修状況、遠隔画像診断の活用状況、救急医療に対する住民意識の向上に向けた適正受診等普及啓発状況 等)

  ・救急医療の搬送支援調査(救急医療支援に必要なヘリポート調査及び交通アクセスのあり方調査)

  ・遠隔医療等の支援調査(救急医療情報システムや遠隔医療の支援、活用に向けた光ファイバ網の調査・検討)

(3) データベースの検証による課題整理

(4) 抽出された課題分析に基づく制度設計による救急医療向上のための提言とりまとめ

 
3.問い合わせ先  
    国土交通省国土政策局広域地方政策課
     TEL(代表)03-5253-8111 (内線)29-425
     TEL(直通)03-5253-8364
 
 
4.報告書  
   【集成版】
    総括編
  
     【東北厚生局担当調査】
    要約編
    本編
    資料編
 
   【東北地方整備局担当調査】   
     目次
    要約編     
    本編
    表紙・第1章
    第2章1
    第2章2
    第2章3
    第2章4
    第3章~第6章

5.フォローアップ
    フォローアップ報告書
 

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