1．背景
　海事産業においては、船舶・舶用機器のインターネット化（IoT)・ビッグデータを活用した安全性・効率性の高い船舶「IoT活用船」や液化天然ガス等の環境に優しい代替燃料に対応した「代替燃料船」などの先進船舶が登場しつつあります。
こうした中、これらの船舶の実用化を後押しするため、本年の通常国会において海上運送法が改正され、「先進船舶導入等計画認定制度」が平成２９年１０月１日から施行しています。
 
2．事業内容
　海上運送事業者の運送サービスの質を向上させることができる技術の研究開発、製造、導入を促進することにより、我が国の海事産業の活性化及び国際的な競争力の強化を目指します。
　そのため、IoTを活用した安全性に優れた「IoT活用船」や液化天然ガス・液化石油ガス・水素ガスを燃料として使用した環境性能に優れた「代替燃料船」の先進船舶に関する研究開発、製造、導入に係る計画策定のための調査に取り組む事業者に対し、「先進船舶・造船技術研究開発費補助金（先進船舶導入等計画策定）」により同計画の策定に要する経費を補助（補助率：定額）します。
 
3．公募期間
　平成２９年１０月２日（月）～平成２９年１０月１３日（金）１７時必着
 
4．今後のスケジュール
　支援事業の選定、支援対象事業者への通知（公表）      ：１１月上旬
　支援対象事業者による交付申請       ：１１月中旬
　国土交通省による交付決定       ：１１月下旬
 
＜添付資料＞
　別紙１：先進船舶導入等計画の概要（pdf）
　別紙２：募集要領（pdf）
　別紙３：提案様式（word）
　別紙４：プレゼンテーション様式（ppt）