報道・広報

2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会を見据えた公共交通機関のバリアフリーのあり方をまとめた報告書の公表について
~空港から競技会場までのシームレスな移動の実現に向けて~

平成28年7月1日

 国土交通省では、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会の開催を見据えて、障害者、高齢者、外国人等の移動制約者が複数の公共交通機関を利用して円滑に移動できるよう、連続的・一体的なバリアフリーのあり方についての調査研究を行ってまいりましたが、この度、報告書をとりまとめましたのでお知らせいたします。
 今後、報告書の内容を踏まえ、関係者の協力を得つつ、2020年オリンピック・パラリンピックに向けてより高い水準のバリアフリー化を推進してまいります。

 2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会に際しては、国内及び海外から障害者、高齢者等の移動制約者を含む多くの旅客が東京に来訪することが予想されます。国土交通省では、有識者や障害者団体、関係事業者等で構成する「オリンピック・パラリンピックを見据えたバリアフリー化のあり方に関する検討会」を設置し、本大会の円滑な開催のため、障害者、高齢者、外国人等の移動制約者が複数の公共交通機関を利用して円滑に移動できるよう、成田・羽田空港から大会競技会場等の主要駅までの経路における連続的・一体的なバリアフリーのあり方について検討を行い、調査研究報告書をとりまとめました。

調査研究報告書のポイント

●複数公共交通機関の乗り継ぎを考慮した連続的・一体的なバリアフリー経路のあり方について
・交通需要の増加が想定される成田・羽田空港から競技会場等の最寄鉄道駅周辺までの経路について、ハード面、ソフト面のバリアフリー化の現状を調査し、具体的な課題についてとりまとめた。
●大規模ターミナルにおける連続的・一体的な誘導案内のあり方について
・東京駅八重洲側をモデルケースとして、案内サインの現状を調査し、駅利用者が複数の公共交通機関を円滑に乗り継ぐことができるよう、大規模ターミナル駅における連続的・一体的な誘導案内のあり方についてとりまとめた。
◆詳しい調査研究報告書は、安心生活政策課のホームページから入手できます。
(http://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/barrierfree/sosei_barrierfree_fr_000045.html)

添付資料

報道発表資料(PDF形式:606KB)PDF形式

お問い合わせ先

国土交通省総合政策局安心生活政策課 久保、駒田、渡部
TEL:03-5253-8111 (内線内線25-518、25-504)

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