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河川局


 
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1.津波はどうして起こるの?
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4.津波は防げるの?
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6.津波から身を守るにはどうすればいいの?
1-1津波とは / 1-2津波発生の原因 / 1-3津波の伝わり方
1-3津波の伝わり方
 海底地震により発生した津波は、水深が深いところでは波の進行速度は速いながら、波高はあまり大きくなりません。波が水深の浅い近海まで達すると、速度は遅くなりますが、波高は高くなります。チリ地震津波(1960年)では、津波は地震の震源から18,000kmの距離を約1日で伝わり、日本の沿岸まで到達して大きな被害をもたらしました。
 沿岸へ打ち寄せた波は、湾部などその地形によっては陸上を駆け上がることがあります。また、河口に水門等のない河川では波が河川を遡上することがあり、その流域に被害を及ぼすことがあります。

津波進行に伴う速度・波高の変化(参考:港湾空港技術研究所HP)
北海道東方沖地震時の久慈港における水位変動グラフ
(上)地震時の変動 (下)潮位差も含めた変動
(出典:「平成6年(1994年)北海道東方沖地震津波の特性」
港湾技研資料、1995年6月、永井・橋本ほか(一部加筆))

 また、津波は繰り返し打ち寄せる性質があり、その開始が押し波であるもの、引き波であるものがあります。また、潮の干満にも大きさが左右され、満潮時にはより大きな波となります。
 
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