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TOP / 国土交通省環境行動計画(平成16年6月) / 1.本 文(目 次) / 第二章 - U 3.
国土交通省環境行動計画(平成16年6月)
 
1.本  文 
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序  章
  第一章−T
  第一章−U
  第二章−T
  第二章−U
  第二章−V
  第二章−W
  第二章−X
  巻末資料
2.モデル事業
  モデル事業の実施について
  モデル事業の実施地域の選定
3.フォローアップ
4.国土交通省の環境政策の基本的方向(平成15年3月)

 

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第二章 新たな施策展開

U 循環型社会の形成
  3.バイオマスの有効活用

 バイオマス・ニッポン総合戦略と連携し、下水汚泥や有機系廃棄物等の利活用推進、バイオマス燃料自動車の開発等、国土交通分野のバイオマス施策を積極的に推進するとともに、積雪寒冷地等におけるバイオマス利活用についての研究・技術開発を強化する。

下水汚泥資源化・先端技術誘導プロジェクト等の推進(リサイクル技術、エネルギー活用技術)
  【産官学の適切な役割分担のもと、総合的・重点的に技術開発を進めるSPIRIT21の技術課題として「下水汚泥資源化・先端技術誘導プロジェクト(LOTUS Project)」を推進し、汚泥をバイオマスエネルギー等として最大限有効活用する技術を開発(平成16年度中に開発技術を選定、平成20年度までに研究開発を完了)】
バイオマス燃料自動車の開発・普及促進(再掲)
ロンドン条約を踏まえた下水汚泥海洋投棄の中止
  【我が国におけるロンドン条約議定書(96年議定書)締結に向けた準備を踏まえ、従前より海洋投棄から陸上処分やリサイクルに転換している下水汚泥については、全ての下水道管理者が海洋投棄を中止(平成16年度より実施)】
北海道の未利用木質系バイオマスエネルギーの活用
  【平成16年度に、積雪寒冷地である等の北海道の地域特性を踏まえ、未利用木質系バイオマスをエネルギーや有用物質に変換する際の技術面、経済面、環境面での可能性や課題を調査、検証することによって、これらの高度利活用技術の方向性を示し実用化につなげることにより、循環型社会の構築を促進】
バイオマス資源の輸送効率化
  【平成16年度以降にバイオマス資源輸送効率化に資する海上輸送を活用した環境負荷の小さい静脈物流システムについて検討】
生ゴミ等有機系廃棄物の最適処理による環境負荷低減技術の開発
  【平成16年度までに、ディスポーザーが導入された場合についての生ゴミのリサイクル及びエネルギー回収による環境負荷低減を含む影響の考え方をとりまとめ】
官庁施設における生ゴミリサイクルの促進
  【平成17年度までに、生ゴミ処理計画指針(仮称)を策定し、官庁施設において発生する生ゴミの適正な利用、再資源化の促進に寄与】
みどりリサイクルの推進
  【公共空間における剪定枝・刈草・落ち葉などについて、焼却処分を極力廃止してチップ化、堆肥化等を進め、近隣の農地や果樹園等での利用を促進するとともに、近隣の公園緑地、港湾空間等の公共空間において利用を図るシステムを整備(平成16年度より各地方整備局単位でシステム整備に着手)】
【上記のシステム整備とあわせ、利用用途の拡大に資する技術開発を実施】
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