OBD検査
OBD検査※とは、道路運送車両法(昭和26年法律第185号。以下「車両法」といいます。)第94条の5第4項に基づく継続検査(車検)において、OBD検査対象装置が保安基準に適合する状態であること(特定DTCが記録されていないこと等)を確認するものです。
- より正確には、車両法第74条の2第1項に基づき機構が行う基準適合性審査、同条第3項に基づき国が行う基準適合性審査若しくは同法第74条の3第1項に基づき軽自動車検査協会(以下「軽検協」とします。)が行う基準適合性審査、同条第3項に基づき国が行う基準適合性審査又は同法第94条の5第4項に基づき自動車検査員が行う検査において、細目告示別添124「継続検査等に用いる車載式故障診断装置の技術基準」に定める基準への適合性を判定することをいいます。
OBD確認
OBD確認とは、自動車特定整備事業者が、OBD検査用サーバーに接続して細目告示別添124に定める基準に適合するかどうかを確認する行為をいいます。
OBD確認は義務ではなく、任意に実施するものですが、OBD確認による適合判定に合格後5日以内であれば、機構(軽自動車であれば軽検協)の検査コースにおいてOBD検査が原則省略されます。
OBD点検
OBD点検とは、自動車の法定点検の一種であり、令和3年10月1日より追加された「車載式故障診断装置の診断の結果」の点検を指します。
対象車両は、OBD検査又はOBD確認と異なり、大型特殊自動車、被牽引自動車及び二輪自動車以外のOBDを搭載した全ての自動車となります。