
新線整備によって、沿線地域の時間短縮効果がみられます。
- 首都圏では、放射方向の東葉高速鉄道の開業により平均11分、環状方向の多摩都市モノレールの開業により平均3.5分の時間短縮効果が見られます。この時間短縮は、新線整備前の所要時間に対して、それぞれ13.3%、6.8%の時間短縮となっています。
- 近畿圏では、JR東西線の開業により平均4.3分、京都市交東西線の開業により6.9分の時間短縮効果が見られ、新線整備前の所要時間に対して、それぞれ6.3%、13.6%の時間短縮となっています。
新線利用可能ゾーン間の定期券利用者の所要時間の変化(平成7年から12年)
圏 域
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路 線
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平均所要時間
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短縮時間
(平成12年−平成7年)
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時間短縮の
割 合
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平成7年
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平成12年
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首都圏
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東葉高速鉄道
(平成8年4月開業)
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83.0分
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72.0分
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−11.0分
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13.3%
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多摩都市モノレール
(平成10年11月開業)
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51.4分
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47.9分
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−3.5分
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6.8%
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近畿圏
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JR東西線
(平成9年3月開業)
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68.2分
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63.8分
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−4.3分
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6.3%
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京都市交東西線
(平成9年10月開業)
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50.6分
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43.6分
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−6.9分
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13.6%
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*平成12 年の平均所要時間の算定には、新線を利用していない人も含んでいます。
参考:東葉高速鉄道の開業による利用経路と利用者数の変化
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東葉高速鉄道開業後に同路線の利用が可能な基本ゾーン間の鉄道定期券利用者が、平成7年時点で利用していた路線の利用者数を示しています。 |
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東葉高速鉄道の利用が可能な基本ゾーン間の鉄道定期券利用者が、実際に利用している路線の利用者数を示しています。 |
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