国際

2005年度インドネシア

インドネシア国公共事業省幹部が訪日
国土交通省では、途上国の社会資本整備に携わる高級管理者をわが国に招聘し、わが国の行政制度、技術水準等を紹介することにより建設分野の経済技術交流の円滑化を図ることを目的として要人招聘事業を実施しています。平成17年度は、平成17年12月11日から12月16日の日程で、インドネシア国より次の2名を招聘しました。
  インドネシア国公共事業省
    シャリフ(Sjarief)事務次官
ジャジャディルジャ(Djajadiredja)水資源研究所長

国土交通省佐藤事務次官を表敬訪問
インドネシアでは、2004年末のスマトラ沖地震・津波災害を踏まえ、総合的な防災体制づくりが進められています。2005年6月、わが国とインドネシア国との間で防災協力に関する協同発表が行われ、インドネシア国の自然災害を予防し、その被害を軽減する体制の整備に向けた協力を強化することが決定しています。
今回の招聘では、国土交通省を中心とした、わが国の防災施策を紹介し、今後の両国による具体的な行動に向けた意見交換を行いました。国土交通省を表敬訪問したシャリフ次官、ジャジャディルジャ所長の両氏は、佐藤事務次官、清治技監、竹歳総合政策局長と会談し、意見交換を行いました。また、帰国までの間、江戸川、渡良瀬川の遊水池、砂防ダムといった防災施設をヘリコプターから視察したほか、小松川スーパー堤防、首都高速道路管制センターの視察、関西地区の寝屋川地下放水路神戸の震災復興まちづくりや自立移動支援プロジェクトなどを視察しました。

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