国際

2006年度パキスタン

パキスタン 国家災害管理庁総裁が訪日
国土交通省は、開発途上国の建設行政に携わる高級管理者をわが国に招聘し、わが国の建設行政、建設技術、建設産業等を紹介して理解を得ることにより建設分野の経済技術協力の円滑化を図ることを目的として要人招聘事業を実施しています。平成18年度は、平成19年2月25日から3月3日の日程でパキスタン・イスラム共和国より次の2名を招聘しました。
  パキスタン・イスラム共和国
    国家災害管理庁(NDMA)  Farooq Ahmad Khan総裁
石油資源省地質研究所  Arshad Mahmood Bhutta副所長

国土交通省 谷口技監を表敬訪問
パキスタンでは、2005年10月に発生した大地震を踏まえ、2006年12月に国家災害管理システムを確立するために国家災害管理法が公布され、防災、災害対応、復旧に関する政策の調整・推進の中心として、防災に関する国家計画の作成、関係者への技術的助言や能力開発等を行う機関(国家災害管理庁(NDMA))が設置されたところです。
今回の訪問では、国土交通省において、谷口技監、宿利総合政策局長と会談し、防災分野での技術協力や防災対策について意見交換を行いました。また、東京において、中央合同庁舎3号館の耐震設備、関東地方整備局での災害対策、首都高速道路橋梁補強現場を視察しました。さらに、神戸では、実大三次元振動台破壊実験施設(E‐デフェンス)による木造建物の破壊実験、六甲砂防事務所での地すべり対策を視察しました。

六甲砂防事務所 地滑り対策事業視察
 

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