水管理・国土保全

砂防関係施設と警戒避難の効果事例

令和6年度 砂防関係施設と警戒避難の効果事例

事例一覧

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令和06年度 新潟県 地すべり 地すべり防止区域内の施設未整備箇所において地すべりが発生したが、同一区域内の新潟県により地すべり対策施設が整備済みの箇所では、被災は確認されなかった。(羽山地区 地すべり対策施設(新潟県妙高市大字上小沢))
令和06年度 兵庫県 がけ崩れ 令和6年11月2日に降雨により、がけ崩れが発生したが、本県で整備した急傾斜地崩壊防止施設により崩壊土砂を10m3捕捉。周辺人家等への被害を未然に防止した。(大願寺(3)地区_急傾斜地崩壊防止施設(兵庫県佐用郡佐用町円応寺))
令和06年度 神奈川県 がけ崩れ 台風第10号に伴う大雨によりがけ崩れが発生したが、神奈川県による急傾斜地崩壊防止施設が整備されており、落石等を捕捉。周辺人家等への被害を未然に防止した。(二階堂紅葉ヶ谷地区_急傾斜地崩壊防止施設(神奈川県鎌倉市))
令和06年度 山形県 土石流 7月24日からの大雨により土石流が発生したが、砂防えん堤が整備されており土砂及び流木を捕捉し、保全対象である曙自治会館(酒田市指定避難所)等への被害を未然に防止し 効果を発揮した。(女殺沢川砂防えん堤(山形県酒田市))
令和06年度 山形県 土石流 7月24日からの大雨により土石流が発生したが、砂防えん堤が整備されており土砂及び流木を捕捉し、保全対象である人家等への被害を未然に防止し効果を発揮した。(フクベラゾ砂防えん堤(山形県飽海郡遊佐町))
令和06年度 岩手県 土石流 令和6年度台風第5号の豪雨により流木を伴う土石流が発生したが、透過型砂防堰堤が整備されており、土砂・流木を捕捉。下流への被害を未然に防止し効果を発揮した。
(松橋川砂防堰堤(岩手県下閉伊郡岩泉町))
令和06年度 岩手県 土石流 令和6年度台風第5号の豪雨により流木を伴う土石流が発生したが、透過型砂防堰堤が整備されており、土砂・流木を捕捉。下流への被害を未然に防止し効果を発揮した。(松林の沢(新)砂防堰堤(岩手県下閉伊郡岩泉町))
令和06年度 神奈川県 がけ崩れ 令和6年6月18日から19日にかけての大雨により、一連の斜面において施設未整備箇所においてがけ崩れが発生したが、県による急傾斜地崩壊防止施設が整備されていた箇所では、被災は確認されなかった。(岡村町B地区_急傾斜地崩壊防止施設(神奈川県横浜市))
令和06年度 静岡県 がけ崩れ 令和6年6月18日からの大雨により、18日にがけ崩れが発生したが、県が整備した急傾斜地崩壊防止施設により崩壊土砂を捕捉し、人家等への被害を未然に防止した。(西本郷一丁目地区_急傾斜地崩壊防止施設(静岡県下田市西本郷))
令和06年度 静岡県 がけ崩れ 令和6年6月18日からの大雨により、18日にがけ崩れ及び発生したが、県が整備した急傾斜地崩壊防止施設により崩壊土砂を捕捉し、人家等への被害を未然に防止した。(南新道地区_急傾斜地崩壊防止施設(静岡県菊川市高橋))
令和06年度 静岡県 がけ崩れ 令和6年6月28日からの大雨により、28日にがけ崩れが発生したが、県が整備した急傾斜地崩壊防止施設により崩壊土砂を捕捉し、人家等への被害を未然に防止した。(只来地区_急傾斜地崩壊防止施設(静岡県浜松市天竜区只来))
令和06年度 静岡県 がけ崩れ 令和6年6月28日からの大雨により、28日にがけ崩れが発生したが、県が整備した急傾斜地崩壊防止施設により崩壊土砂を捕捉し、人家等への被害を未然に防止した。(葭本地区_急傾斜地崩壊防止施設(静岡県浜松市浜名区葭本))
令和06年度 山形県 地すべり 7月25日の大雨により、同一の地すべり防止区域内の施設未整備箇所において地すべりが発生したが、山形県による地すべり対策施設が整備中の箇所では、被災は確認されなかっ
た。(小滝地区地すべり対策施設(山形県最上郡大蔵村))
令和06年度 神奈川県 がけ崩れ 令和6年5月27日からの大雨により、29日にがけ崩れ及び落石が発生したが、県が整備した急傾斜地崩壊防止施設により崩壊土砂を捕捉し、人家等への被害を未然に防止した。
(田子南山地区_急傾斜地崩壊防止施設(静岡県賀茂郡西伊豆町田子))
令和06年度 静岡県 地すべり 台風第10号の大雨により時間雨量40.5mmを観測したが、地下水排除工(横ボーリング・集水井)を中心とした抑制工により、地すべりブロック内の地下水位の上昇を抑え、地すべり活動の抑制に効果を発揮。(由比地区地すべり対策事業(静岡県静岡市清水区))
令和06年度 鹿児島県 土石流 砂防堰堤等の整備が完了し、国による管理を行っている野尻川において、台風第10号に伴う大雨により土石流が発生したが、上流の砂防堰堤や床固工、そして下流の渓流保全工が効果を発揮し、土石流が川から溢れ出ないように、流路内を通って海まで安全に流下させ下流地区への被害を未然に防止。(桜島野尻川砂防堰堤群)
令和06年度 山形県 地すべり 地下水排除工に着手する前の気象条件を超える、最大日雨量180mm(7月累積雨量775㎜ 29日まで)を記録したが、地下水排除工(集水井)により、地すべりブロック内の地下水位の上昇を抑え、地すべり活動の抑制に効果を発揮。(月山地区地すべり対策事業(山形県鶴岡市))
令和06年度 山形県 土石流 令和6年7月25日からの降雨では、鮭川流域に甚大な被害を及ぼした昭和50年8月6日真室川災害以上の雨量を観測したが、直轄事業により整備した砂防堰堤により下流地区への土砂流出を軽減し、下流の真室川町の市街地等への被害を軽減した。(最上川水系鮭川流域)
令和06年度 山形県 土石流 令和6年7月25日降雨により肘折雨量観測所(大蔵村)において観測史上1位の雨量221mm/48時間を観測し、斜面崩落によって大量の土砂や流木が発生したが、砂防堰堤が効果を発揮し、発電所等の下流域への被害を未然に防止した。(舛玉第2砂防堰堤(山形県最上郡大蔵村))
令和06年度 富山県 土石流 7月11日の大雨により滝谷にて土石流が発生したが、施工中の砂防堰堤群によって土砂及び流木を捕捉。
これにより湯川本流への土砂・流木流出を抑制し、沿川や富山平野での被害を未然に防止し効果を発揮した。(滝谷砂防堰堤群(富山県富山市有峰地先))
令和06年度 長野県 土石流 7月1日の大雨により土砂流出が発生したが、堆積工が整備されており土砂を捕捉。
日本屈指の山岳景勝地である上高地への主要アクセス道である県道上高地公園線や宿泊施設等、保全対象への被害を未然に防止し効果を発揮した。
(八右衛門沢堆積工(長野県松本市安曇上高地))
令和06年度 徳島県 土石流 前線にともなう大雨により土砂流出が発生したが、四国山地砂防事務所(国)により透過型砂防堰堤が整備されており、土砂を捕捉。発電所の送水管を含め下流への被害を未然に防止し、効果を発揮した。(西山谷堰堤(徳島県三好市東祖谷西山))
令和06年度 静岡県 土石流 富士山大沢川上流で土石流が発生しましたが、事前に除石して容量を確保した砂防施設(大沢川遊砂地工)が効果を発揮し、下流域への被害はありませんでした。(大沢川遊砂地(静岡県富士宮市上井出))

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