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自然環境、景観、水辺利用、文化・歴史、観光等の観点から重要な区間・箇所では、被災箇所との連続性や調和を図る観点を踏まえ、特別な配慮が必要。
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周辺環境への配慮の工夫の事例
周辺環境への配慮の工夫の事例

びんぐし川
| 事業主体 | 山梨県 |
|---|---|
| 事業名 | 一級河川びんぐし川 河川災害復旧工事[令和元年災第39号,40号](明許) |
| 水系/河川名 | 富士川水系/びんぐし川 |
| 年災 | 令和1年 |
| 河川の流域面積 | 16.4km² |
| 河道特性 | セグメント1(扇状地) |
| 主な工事概要 | 令和元年台風19号による出水で既設空石張護岸の一部が崩れ、そこから側方洗掘が進んだことにより、護岸が流出した。 復旧延長 L=31.4m 石張 209m² 災害復旧工事は令和2年6月に完成しており、令和8年1月時点で約5.5年が経過している。水際の良好な環境は維持されている。護岸は、経年変化の影響も加わり、周辺環境の景観と良好に調和している。過去に出水を経験しているものの、構造物の損傷等は確認されていない。 |
工夫点
甲州市は、日本のブドウ栽培発祥の地とされ、その歴史は800年前とも1,300年前とも伝えられている。
扇状地の傾斜地において、独自の技術が考案されてきた。中でも約400年前に考案されたブドウの甲州式棚などによる栽培技術は、現在日本各地に普及している。
令和4年7月、甲州市ほか2市(山梨市、笛吹市)は、「峡東地域の扇状地に適応した果樹農業システム」として、世界農業遺産に認定された。
当該地区の背後には、日本でもトップクラスのブドウ生産量を誇る広大なブドウ畑が広がり、見渡す限り一面にその景色が続いている。周辺の景観にマッチする石積工法を採用し、石材と積み方を再現した護岸復旧とした。
(参考)山梨県、甲州市、峡東地域世界農業遺産推進協議会の各ウェブサイト

周辺環境への配慮の事例
名賀川
| 事業主体 | 島根県 |
|---|---|
| 事業名 | 災害復旧助成事業 |
| 水系/河川名 | 高津川水系 名賀川(たかつがわすいけい なよしがわ) |
| 年災 | 平成25年 |
| 河川の流域面積 | 17.5km² |
| 河道特性 | セグメントM |
| 主な工事概要 | 掘削工 護岸工 |
工夫点
山陰の小京都と呼ばれる津和野町を流れ、美しい石積み護岸や町並みで知られている。
復旧箇所はその中でも、河川護岸とJR山口線が並行する区間で、当地区を運航するSLの絶好の撮影ポイントとなっており
優れた周辺環境し、重点箇所に相当する箇所であった。このため災害復旧では周辺の景観にマッチする石積み護岸とした。

周辺環境への配慮の工夫の事例

安岐川
| 事業主体 | 大分県 |
|---|---|
| 事業名 | 河川災害復旧事業 |
| 水系/河川名 | 一級河川 安岐川水系 安岐川(あきがわ) |
| 年災 | 令和6年 |
| 河川の流域面積 | 92.6km² |
| 河道特性 | セグメント1 |
| 主な工事概要 | 令和6年台風10号による出水で護岸前面の洗掘により護岸が流失した。 復旧延長 L=18.5m コンクリートブロック張工 A=230m2 令和8年1月に工事完了。被災前に形成されていた河川高水敷部は覆土・寄せ石によって従前と同様の河川空間が復旧できており、地域住民の河川活動の場として活用されている。 今後は植生の回復とともに、より良好な河川空間が形成されていくことを見込んでいる。 |
工夫点
出水によって流失した河川高水敷を復旧することにより、過去より継続して地域住民の活動の場として活用されていた河川空間を保全した。災害復旧工事期間中も河川活動は継続して行われており、今回復旧した河川空間が今後も地域と河川をつなぐ貴重な場となることを期待している。














