資料1: | 堤防の決壊地点近傍で氾濫水が流れ家屋が倒壊する様子(詳細計算結果の3次元表示)(PDFファイル 782KB) |
| - 手前の青色は刈谷田川を、茶色は家屋と地面を示す。家屋の分布,土地の標高は、レーザープロファイラーにより得られた3次元データより作成。
- 0.05秒間隔で氾濫流の流れを計算。
- 計算の格子間隔は2m。
- 堤防の決壊地点から溢れた氾濫流が数分で200m〜300mの範囲に拡がり、地域を濁流に飲み込んでいる。
- 堤防の決壊地点近傍では水深は3m以上となる。また数百m離れた地点でも約1時間後には1m近い水深になっている。
- 今回のシミュレーションでは16棟の家屋倒壊が約50分で生じている。
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資料2: | 氾濫水の拡大による浸水深の時間変化(2次元での広範囲の計算)(PDFファイル 695KB) |
| - 通常の地図に国土地理院が発行している50mメッシュの高さデータを組み込み、地形を作成。
- 堤防の決壊地点から溢れた氾濫流が、北陸自動車道により阻害されている。
- 氾濫流は約8kmも流下し、10時間経過しても浸水域は大きく拡がったままである。
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資料3: | 氾濫水の拡大による歩行不可能な範囲の時間変化(PDFファイル 1.37MB) |
| - 浸水地域のうち、歩行可能範囲を青色で、歩行不可能範囲を赤色で示す。
- 浸水地域のおよそ半分は赤色で、堤防決壊後10時間経過しても、その状況は改善されない。
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資料4: | 刈谷田川の水位の時間変化(PDFファイル 113KB) |
| - 刈谷田川の左岸側の堤防の高さと水面の高さの時間的変化を示す。
- 同時刻の1時間雨量と上流のダムへの流入量と放流量を同一画面に示す。
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シミュレーション結果の留意点 今回のシミュレーションに取り込んだ破堤幅拡大の条件は今年9月末での目撃証言をもとにしています。計算による氾濫流の結果と時間の関係、家屋に作用する力は、今後の破堤幅拡大状況の分析などが進むと変わる可能性があります。
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