道路行政マネジメント研究会

第1回 道路行政マネジメント研究会
日 時  平成15年3月28日(金)16:00〜17:30
場 所  霞が関ビル33階 東海大学校友会館「望星の間」
議事次第   1. 開会
 2. 道路局長挨拶
 3. 設置要綱(案)について
 4. 委員長挨拶
 5. 委員紹介
 6. 議事
  (1) 位置づけ、審議事項、スケジュール、運営方針等
  (2) 新たな道路行政マネジメントについて
   T新たな行政マネジメントをめぐる状況
   U米英における道路行政マネジメント
   V新たな道路行政マネジメントについて
  (3) 研究会で取り扱う課題と検討の方向について
  (4) その他
 7. 閉会

委員長
古川 俊一
筑波大学社会工学系教授
委  員
 
家田 仁
東京大学大学院工学系研究科教授
委  員
梅田 次郎
鞄本能率協会コンサルティング
行政経営アドバイザー
委  員
北大路 信郷
静岡県立大学経営情報学部教授
委  員
田渕 雪子
(株)三菱総合研究所
次世代社会基盤研究部 主席研究員
(敬称略、五十音順)
○は出席した委員

委員会資料   議事録

研究を進める前提について
 ・ 「施策評価」としては、目的実現に向けた総合的な取り組みについての評価や、業績測定などが考えられ、本研究会における「施策評価」の定義を明確にする必要がある。

道路行政マネジメントのあり方について
 ・ 複数の施策に関連するアウトカムについて、道路分野に限らず、アウトカムに影響を及ぼす様々な取り組みについても考慮に入れ、道路事業の貢献分を分析していく必要がある。
 ・ 目標設定に際しての透明性をどのように確保していくか考えていく必要がある。
 ・ 国レベルのマネジメントと、自治体レベルのマネジメントとの連携を考える必要がある。
内部マネジメントについて
 ・ アウトカムに基づく評価も重要であるが、効率性という観点を加える必要がある。
 ・ 内部マネジメントの中で目標設定を適切に行うためには、組織内部において、評価結果を第3者的な立場からチェックする「2次評価」を行うことが必要である。
 ・ 内部マネジメントにおいて一番重要なのは分析である。現状把握まではできている事例は多いが、分析はなかなかできていない。アウトカムによる現状把握に加え、改革に結びつけるための分析が重要である。
外部マネジメントについて
 ・ ウェブによる意識調査は、必ずしも実際の利用者満足とはならない可能性があるので、コスト的に可能であれば調査票を用いたアンケート調査等も行うことが望ましいのではないか。

評価指標について
 ・ アウトカム指標として、総体(全国ベース)で取り扱うものと地域・路線等で取り扱うべきものがあり、これらを明確に区分する必要がある。
 ・ 実際の業務のマネジメントを行うためには、アウトカムだけではなくアウトプットも重要である。
 ・ アウトカムとしては経済的な影響などもありえるが、そのようなものも指標に加えていくか検討が必要である。



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