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全般について |
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「予算編成等に適切に反映させるシステムを構築」と記述されているが、まさに行政の要は予算と人事であり、これにきちんと反映させることが非常に重要である。この点は諸外国でも模索中であるが、「評価のための評価」とならないよう、留意する必要がある。 |
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背景として、道路の果たす役割等について示すとともに、現在、道路行政が国民にどのように思われているかということを記述すべきである。 |
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道路行政の効率性、透明性の確保について |
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記述が一般行政を対象としているように見えるので、より道路の特性を踏まえた記述にするべきではないか。例えば、(1)国民のニーズを的確に把握すること、(2)ニーズに基づき、道路のユーズを再構築すること、(3)そのために、成果主義のアウトカム評価を行うこと 等、明確に記述すべきである。 |
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道路行政はある意味、具体的で取り組みやすいが、複数のアウトカムにまたがっているといったことを書くのではないか。 |
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アカウンタビリティを「説明責任」と訳すと、説明すればよいように思えるので、「責任」といった考え方で訳すべき。 |
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道路行政への批判といった、「国民の誤解」をどのように払拭するのかという観点も必要。 |
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意志決定に際し、役所の中でクローズするのではなく、データや状態、誰がどう関与してその結果が出たのかがわかるようにすることが重要。 |
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責任が明確にわかるようにすることも重要。 |
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政策判断にあたり完全に客観的で透明な意志決定ができるという考え方は危険である。政策判断に必要となる価値判断は、最終的には政治が決めることとなる。PPBSにおける失敗例を研究するべき。 |
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米国では、「業績準拠型予算」を導入し、ある成果をいくらで買うかという「成果買い取り型予算」を行っている。今回検討している行政マネジメントも同様の方向を目指しているものであれば、そのあたりを明記すべきではないか。 |
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現在の書きぶりは「民間はよく、それを取り入れる」といったニュアンスに見えるが、それは単純すぎるのではないか。 |
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「個別事業の評価」と「施策全体の評価」については、互いにリンクする必要がある。双方とも、社会資本全体としての効用を高めるという意味では同じである。 |
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成果主義の新たな道路行政マネジメントの基本的な考え方(ポイント)について |
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具体的に、どのような制度を作るのか、その際の留意点は何かといったことを体系的にまとめる方向が望ましい。 |
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指標、計画、評価は、それぞれが一体となって流れてゆくもの。 |
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「目標と指標の設定」に際し、設定までのプロセス等の記述がなく、分かりにくい。お手盛りにならないよう、どのように目標を設定するかということを具体的に書いて欲しい。 |
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目標の「方向」と「大きさ」をどのように定めるのかが重要である。その際、簡単に達成できる目標ではいけないし、達成が不可能な目標でもいけない。そのために資源をどれだけつぎ込むのかが重要である。 |
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ある目標を重要だとすると、他の目標がおろそかになる。いろいろなことが大事だが、重点はここ、といったアプローチが必要。 |
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「生活実感にあった」行政マネジメントという表現が入れられないか。 |
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記述が並列的であり、わかりにくい。構築するシステムの体系、運用方法、留意点等、体系的に記述すべきではないか。 |
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システムのポイントとなるのは、(1)指標と目標の設定、(2)業績計画書の作成、(3)達成度報告書の作成 の3点だと考えられるが、集権的に設定するもの、ボトムアップにより分権的に設定するもの等、具体的な運用面を明確に整理することが重要である。 |
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職員の一人一人が成果を意識し、必要だと思うことが大切である。 |
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職員の意識改革は容易ではない。トップダウンでやるのではなく、内部での議論等によって、行政マネジメントの必要性を認識すべきである。 |
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押しつけのシステムになると「チーティング(ごまかし)」が生ずることとなる。 |