(委員の主な意見) |
○ |
現在の取組みの評価
|
・ |
数年前はアウトカムは何かという点からはじめ、今では取組みが高度化している印象である。ただし、道路行政マネジメントそのものが目的化しているという課題もあり、現在の道路行政マネジメントの取組みについて、どのような目的意識から取組みを始めたのかを再度考える必要がある。
|
・ |
様々な改善の取り組みはよい。基準、既存のルールにとらわれすぎず、日々の業務の中で改善活動に取り組んで欲しい。
|
・ |
課題を明確にして、少しずつ改善されているという事が感じられた。職員のモチベーションの維持・向上は難しいが、今後は質的な向上を図ってもらいたい。
|
○ |
目標の明確化・国民への説明について |
・ |
現在の道路行政マネジメントの取組みは、指標にとらわれすぎている面がある。もっと目標、ミッションを重視すべきであり、指標はそれらの達成状況を示しているにすぎない。(現在の達成度報告書/業績計画書では、指標がどのように変化してきているのかというスタイルであったが、今後は施策の取組みを国民に如何に分かりやすくデータを用いて説明していくかといった視点で進めて行きたいと事務局より回答)
|
○ |
指標の評価・扱いについて |
・ |
渋滞損失時間などはマクロの概念であり外部要因を多く含む。外部要因を排除したうえで、その中で現場として何ができるかを整理し、取組みを打ち出し、その成果を見せることが必要。
|
・ |
評価結果は、大きな方向付け、政策判断をする際の材料である。事業の優先順位付けなどに使うものではない。
|
○ |
マネジメントサイクルの期間について
|
・ |
マネジメントサイクルの期間については1年で変わっていくもの、5年で変わるもの様々であり、切り分けが必要である。
|
○ |
他機関等との連携について
|
・ |
問題の把握は出来ているが、それを解決するのにはどういった対策が最適なのかを良く考える必要がある。道路管理だけでなく、交通管理、物流行政など、他機関の取組みも含めた様々な要素があるはずである。
|
・ |
関係機関それぞれの役割があるため、どのような制約が問題になっているのかについて、明らかにしていくべきである。
|