竈門神社授与所
竈門神社の授与所(案内所・お守り所)へようこそ。これは、他の神社に見られる伝統的な授与所に対する非常に現代的な解釈です。この建物は、国際的なコラボレーションであり、日本のインテリアデザイン会社 「ワンダーウォール」 の片山正道氏が建物を設計しました。
内壁の淡いピンク色の大理石はポルトガル原産です。英国のデザイナー、ジャスパー・モリソン氏がテラスのベンチと椅子をデザインしました。この国境を越えたコラボレーションは、太宰府の広範な国際社会への関与という長年の伝統を引き継いでいます。1300年以上前、大宰府はアジア大陸への玄関口であり、国際外交の中心地でした。
授与所は恋愛の努力における幸運や出産・旅行の際のお守りなど彩な色とりどりのお守りを提供しています。絵馬(願かけの木製の板)に祈りや願い事を書き、祭神への参拝の捧げとして神社の境内にそれらを掛けてみましょう。 天井の桜のモチーフは、春になると境内に咲き誇る桜をイメージしています。この桜のデザインは、太宰府地方でより一般的な梅の花のイメージとは対照的です。