ISO9000シリーズ、14000シリーズに対する取組
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建設業を取り巻く国内外の状況は急速に変化してきている。国内においては、入札契約手続きのより一層の透明化が求められ、既に平成6年度より一般競争入札制度等の新しい入札・契約制度が導入されている。また、国際的な観点からは、平成8年1月1日のWTO政府調達協定の発効により、公共工事の品質を確保するするための国際的に共通な基盤での企業評価が重要となってきている。 このような状況のもと、建設省内に平成6年9月に「ISO9000シリーズによる公共工事の品質保証に関する調査委員会」を設置し、公共事業においてISO9000シリーズによる品質管理方法の適用について検討す.ることとした。当委員会は、環境や労働安全衛生に関するマネジメントシステムについての国際的な動向を踏まえ「品質、環境、労働安全衛生等に関する国際規格の公共工事への適用に関する調査委員会」に委員会名称を変更し、環境に関するマネジメントシステム(ISO14000シリーズ)、労働安全衛生に関するマネジメントシステム(OHS)についても検討を始めた。 |
また、委員会では検討の一環として、海外におけるISO9000シリーズ適用に関する調査や、国内の建設会社、建設関連会社及び建設コンサルタント会社に対し、取得動向等に関するアンケート調査を行っている。 |
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