船舶管理事業者は、船舶の保守管理、運航管理や雇用・配乗の船員管理の業務を行う事業者です。中小事業者が大宗を占める内航海運業において、船舶管理事業者の活用は、内航海運業者の効率的な事業運営に資するものであり、事業基盤強化策の一つです。 
　　他方、船舶管理事業者については、管理レベルへの不安等の懸念から、内航海運業者による活用が一部にとどまっていることから、任意の登録により、一定水準の船舶管理サービスを提供する船舶管理事業者を「見える化」し、その活用促進を図ることを目的とする登録船舶管理事業者制度が、「内航未来創造プラン」（2017年6月）において取り組むべき具体的施策として位置付けられ、2018年4月より運用を開始しています。
　　同制度においては、安全品質の高い船舶管理業務の安定的かつ継続的な実施を確保するため、登録船舶管理事業者が、登録を受けた業務を適切に遂行しているかどうかについて、次回の更新時までに自己及び第三者による評価を実施し、国土交通大臣にその結果を報告することとなっています。学識経験者、内航海運業者、船舶管理事業者及びその他関係者の代表者で構成される「登録船舶管理事業者評価制度検討会」を開催し、評価事項や運用方法等の具体的内容等について検討します。

◇第1回（平成31年1月30日）
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◇第2回（平成31年3月6日）
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