船員の労働災害については、昭和43年を初年度とする船員災害防止基本計画の実施以降、関係者の努力により大幅に減少してきました。一方で、災害発生率の減少度合いは、近年、緩慢化しており、さらに陸上労働者の全産業平均と比較して、災害発生率は依然として高い状況にあります。 このことから、船舶所有者など関係者による船員の労働災害防止に向けた自主的な取り組みの促進を図るために、個々の船舶所有者の自主的努力を評価し認定する「船員労働災害防止優良事業者(一般型)認定制度」を平成18年7月21日に創設しました。 また、船員労働災害防止に向けた取り組みの更なる促進のため、認定の有効期限が満了となる認定事業者を対象とした「更新制度」も導入しました。
【認定を受けようとする方】
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船員労働災害防止優良事業者(一般型)認定の募集について
【認定の有効期間の更新を受けようとする方】
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船員労働災害防止優良事業者(一般型)の更新について
※認定事業者(令和4年10月1日現在)
「船員労働災害防止優良事業者(一般型1級)」
98者(外航2者、内航40者、旅客船22者、その他34者)
「船員労働災害防止優良事業者(一般型2級)」
36者(内航16者、旅客船8者、漁船1者、その他11者)
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船員労働災害防止優良事業者一覧(一般型1級)
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船員労働災害防止優良事業者一覧(一般型2級)
船員安全推進賞について
船員安全推進賞とは、船員労働災害防止優良事業者(一級)認定後、継続して7年間認定されている船舶所有者及び前回の表彰から継続して7年間認定されている船舶所有者に対し、船員災害防止大会等において表彰しているものです。
受賞者は、認定されたことを求人票に掲載したり、船員の採用活動等に活用することができます。
船員安全推進賞は、平成27年度から表彰が始まり、令和2年度までの受賞者は次のとおりです。
船員安全推進賞受賞者一覧