船員の労働災害については、昭和43年を初年度とする船員災害防止基本計画の実施以降、関係者の努力により大幅に減少してきました。一方で、災害発生率の減少度合いは、近年、緩慢化しており、さらに陸上労働者の全産業平均と比較して、災害発生率は依然として高い状況にあります。 このことから、船員災害の防止を目的とする船舶所有者等の自主的な活動を促進するため、船員災害の防止のために自主的な努力をし、継続して高い安全衛生水準を維持している船舶所有者を認定、表彰する船員労働災害防止優良事業者認定制度並びに船員安全推進賞表彰制度を創設しました。
○船員労働災害防止優良事業者認定制度
【認定を受けようとする方】
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船員労働災害防止優良事業者認定の募集について
【認定の有効期間の更新を受けようとする方】
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船員労働災害防止優良事業者の更新について
※認定事業者(令和6年9月1日現在)
「船員労働災害防止優良事業者(1級)」
92者(外航2者、内航39者、旅客船22者、その他29者)
「船員労働災害防止優良事業者(2級)」
29者(内航17者、旅客船8者、その他4者)
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船員労働災害防止優良事業者一覧(1級)
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船員労働災害防止優良事業者一覧(2級)
○船員安全推進賞表彰制度
船員労働災害防止優良事業者(1級)認定後、継続して7年間認定されている船舶所有者及び前回の表彰から継続して7年間認定されている船舶所有者に、船員安全推進賞を授与し、表彰しています。
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