我ら海の子展(主催:一般財団法人サークルクラブ協会及び公益社団法人日本海洋少年団連盟)は、幼児・小中学生を対象の海を題材にした絵画コンクールで、1973年以来、毎年開催されています。
生物の源である海や、世界をつなぐ船舶の航路である海を描くことで、子どもたちの海への関心を高め、海洋環境問題を考える機会となり、海事思想の普及を図ることを目的としています。
2021年7月13日、事前審査を経て選ばれた各部門3作品から、赤羽大臣が一作品ずつ丹念に確認した上で、中学生の部では西野若葉(にしのわかば)さんの「漁港の朝」、小学生高学年の部では新田蓮(にったれん)さんの「漁に備えて」、小学生低学年以下部門では山本なみ(やまもとなみ)さんの「大きいイカ」を国土交通大臣賞に選定しました。
特に、中学生部門については、どれも素晴らしい作品で大臣は1つに絞り込むことに悩まれ、惜しくも大臣賞から漏れた今井奏良(いまいそら)さんの「瞬~海上でつなぐ命~」を国土交通大臣奨励賞として、新たに表彰することになりました。