About


Map the New World

2020年にスタートしたPLATEAUは、多くの地方公共団体や民間企業、多様な研究者、エンジニア、クリエイターらが参加するプラットフォームとして成長を続けている。

都市のマネジメント、都市機能の集約、サステナブルなまちづくりーー。
PLATEAUを基盤としたまちづくりのデジタル・トランスフォーメーションは社会や地域の課題を解決する。

既存のデータから3D都市モデルを生成することで、これからの時代に必要な都市の可能性が見えてきた。データをオープンにしているからこそ、知恵の共有や新しいアクションが広がっていく。

都市の情報は統合・可視化されることで、
これからの社会にとって意味のある情報に変わる。
3D都市モデルは来るべきSociety5.0の基盤になるだろう。

それは、持続可能で誰もが住みやすく、参加可能な社会づくりの始まりである。

Map the New World.
PLATEAUは新しい世界を創る。

3D都市モデルの整備・活用・オープンデータ化のエコシステムを構築することで、まちづくりのデジタル・トランスフォーメーションを推進する。

PLATEAUは、国土交通省が様々なプレイヤーと連携して推進する、日本全国の都市デジタルツイン実現プロジェクトです。
都市活動のプラットフォームデータとして3D都市モデルを整備し、様々な領域でユースケースを開発しています。
さらに、誰もが自由に都市のデータを引き出せるよう、3D都市モデルをオープンデータとして提供しています。
PLATEAUは、3D都市モデルの整備・活用・オープンデータ化を進めることで、まちづくりのDXを実現し、
オープン・イノベーションを創出していきます。

フランス人哲学者のジル・ドゥルーズと精神分析家フェリックス・ガタリの著書「千のプラトー|Mille PLATEAUx」では、はじめでも終わりでもない精神の結節点をプラトー(高原・台地)と呼びます。プラトーは、一つの頂上を目指す統一的構造ではなく、多様で自律・分散的なシステムが平面的に接続・連続することで強靭性を獲得していく哲学的な実践であるとされています。

国土交通省がつくる3D都市モデルは、データの拡張性と連携性の高さにより、あらゆる分野において自律的・分散的・脱中心的価値の結び付きを惹起し、それぞれのプレイヤーが自らを中心にソリューションを思考・実装することが可能な結節点としての機能を有するアーキテクチャです。

3D都市モデルが社会に無数の結節点を提供し、これを契機にあらゆる分野がサイバー空間を介して相互につながり発展していく―― PLATEAUというネーミングには、ドゥルーズとガタリが「千のプラトー」で期待したような、自律的で強靭な世界の発展への期待が込められています。

Value Provided by 3D Urban Models

3D都市モデルの提供価値

  • ビジュアライズ(視認性)

    都市空間を立体的に認識可能となり、説明力や説得力が向上

  • シミュレーション(再現性)

    立体情報を持った都市空間をサイバー上に再現することで、幅広く、精密なシミュレーションが可能

  • インタラクティブ(双方向性)

    フィジカル空間とサイバー空間が相互に情報を交換し作用し合うためのプラットフォームを提供

これらの価値が複合的に発揮され、都市のデジタルツイン、そして新たなソリューション創出を実現
国土交通省都市局が推進するまちづくりデジタル・トランスフォーメーション。
そのデジタル・インフラとなる PLATEAU のロードマップと重点取組テーマを紹介します。

Project PLATEAU Road Map

Timeline for 2030

  • 2022

    標準仕様の拡張
    PLATEAU標準2.0の普及及び3.0の開発
    データ更新スキームの確立
    多様なデータソースを用いたデータ整備実証
    データ整備支援
    全国約100都市でデータ整備
  • 2023

    標準仕様の拡張
    OGC CityGML3.0の導入検討
    データ更新スキームの確立
    実証成果を踏まえた標準スキーム化
    データ整備支援
    引き続き都市データの整備
  • 2024 - 2027

    標準仕様の拡張
    引き続きOGC CityGML3.0の導入検討
    データ更新スキームの確立
    短周期のデータ更新スキームの確立
    データ整備支援
    全国約500都市でデータ整備
  • 2028 - 2030

    標準仕様の拡張
    ユースケース等のニーズに合わせたPLATEAU標準の拡張
    データ更新スキームの確立
    引き続き短周期のデータ更新スキームの確立
    データ整備支援
    更なるデータ整備範囲拡大・社会実装

Vision

Vision

「都市デジタルツインにより社会に新たな価値をもたらす/ 地域の課題を解決する」 Project PLATEAU 2023プロジェクト・ゴール、各年度のメインテーマ、取り組みを紹介します。
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Project PLATEAU Road Map

2022 Main Theme

Project PLATEAUは 3つのテーマのもとに、3D都市モデルの整備‧活用‧オープンデータ化のエコシステム構築に向けた取組を進めていきます。

データ整備の効率化‧高度化

従来の3D都市モデル標準仕様を更に拡張し、土木構造物や水面、動的データ、点群などの新たなオブジェクトを PLATEAUに取り込みます。また、データ整備の効率化を実現するため、AI等を活用した自動生成ツールの開発‧OSS化等にも取り組みます。
  • データ仕様の拡張・緻密化・標準化

    ゴール
    OGC CityGML2.0に基づく日本ローカライズ版標準仕様 (PLATEAU標準)を拡張し、対象オブジェクトを拡大することで、より精緻なデジタルツイン構築を実現。
    アクション
    • 未定義オブジェクトのデータ作成実証及びこれに基づくPLATEAU標準仕様の拡張
    • 3D都市モデルを効率的に整備するための測量マニュアルの改善‧普及
    • 3D都市モデルと都市計画GISの互換性確保のための都市計画GIS標準仕様の検討
  • モデル作成・測量手法のルール化、更新手法の確立

    ゴール
    3D都市モデルLOD2の整備を効率的‧低価格化するための技術を確立することで、地方公共団体のデータ整備拡大を後押し。
    アクション
    • AI等を活用したLOD2自動生成ツールの開発‧OSS化
    • クラウドソーシングデータ、BIMモデル、地方公共団体が保有する各種台帳データ等の多様なデータソースを活用した3D都市モデル整備‧更新手法の確立。

先進的なユースケース開発

防災や環境、まちづくり、コンテンツ、モビリティ等の多様な分野で先進技術を活用した3D都市モデルのユースケー ス開発を実証し、ベストプラクティスの創出と全国展開を目指します。
  • ユースケース開発の社会実装/⺠間市場形成

    ゴール
    先進技術を活用した3D都市モデルのユースケース開発を実証し、ベストプラクティスの創出と横展開を図ることで、官⺠の多様な分野におけるユースケースの社会実装を推進。
    アクション
    • 社会課題解決型 ユースケース開発 / ⺠間サービス創出型 ユースケース開発
    • 防災‧防犯 / 環境‧エネルギー / 都市計画‧まちづくり / 地域活性化 / 観光‧コンテンツ / モビリティ‧ロボティクス

データ‧カバレッジの拡大

2022年度から新たにスタートする地方公共団体による3D都市モデルの整備‧活用‧オープンデータ化の補助制度の活用などにより、データ・カバレッジの拡大を進めます。PLATEAU VIEWの改修、オープンAPIやSDK開発、ハッカソンの開催等、データ利用環境の改善に取組みます。
  • 整備・活用ムーヴメントの惹起

    ゴール
    地方公共団体による3D都市モデルの整備‧活用‧オープンデータ化を支援することで、3D都市モデルの社会実装を推進。
    アクション
    • 地方公共団体における3D都市モデルの整備‧活用を支援 (都市空間情報デジタル基盤構築支援事業)
    • オープンデータ化を推進するためのリーガル面の論点整理等
  • 活用をサポートするためのアイディア・知見・技術の提供

    ゴール
    官⺠の多様なプレイヤーがデータに触れ、活用しやすい環境を整備することで、3D都市モデルのケイパビリティを強化し、 オープン‧イノベーションを創出。
    アクション
    • CMS等の新たな機能を付加するための PLATEAU VIEW 改修
    • Unity等のゲームエンジンで利用可能なSDK等の開発
    • 技術チュートリアルの充実、ハッカソン等の開催

Related to Project PLATEAU

まちづくりのデジタル・トランスフォーメーション実現会議

国土交通省では、2020年度にまちづくりDXに向けたアクションプランである「まちづくりのデジタル・トランスフォーメーション実現ビジョン」を策定しています。

Related to Project PLATEAU

官民連携:3D都市モデルの整備・活用促進に関する検討分科会

全国の3D都市モデルの整備を促進するため、スマートシティ官民連携プラットフォームの分科会として設置。整備都市を中心とした地方自治体96団体と多様な業種・分野の民間企業112団体の約200団体が参画しています。
  • 活動 1

    3D都市モデル整備に関する論点整理

    • データ仕様の拡張・標準化
    • 測量手法のルール化、更新手法の確立、基礎データの充実
  • 活動 2

    新しいユースケース開発の論点整理

    • スマートシティの社会実装に資するユースケースの深掘り
    • シーズ・ニーズのマッチング/プラクティス共有
  • 活動 3

    オープンデータ化・ムーブメント惹起の論点整理

    • 自治体や民間事業者への普及のための論点整理
    • オープンデータ推進/流通性向上/法的論点整

History

都市計画GISの動き地理空間情報(GIS)の活用
1995. 1阪神淡路大震災

GISが活用される一方、関係府省が独自にシステム整備

1995. 9地理情報システム(GIS)関係省庁連絡会議の発足
1996国土空間基盤データの整備及びGISの普及促進に関する長期計画の策定
2000都市計画GIS標準化ガイドライン策定
2002GISアクションプログラム2002-2005計画e-japanとの連動
2005都市計画GIS導入ガイダンス実施測位・地理情報システム等推進会議の発足
2007地理空間情報活用推進基本法
2016第5次科学技術基本計画策定G空間情報センターの稼働
2019都市計画基礎情報のオープン化

都市計画基礎調査情報の利用・提供ガイドライン

2020Project PLATEAU 起動
2021全国56都市の3D都市モデル整備・オープンデータ化。PLATEAU VIEW をリリース。
  • Project PLATEAU Web サイト公開・行政/民間でのユースケース開発の結果を掲載
  • 3D都市モデル導入のためのガイドブック をPDFで頒布

Project Partners

国土交通省が主導するProject PLATEAUは、幅広い分野の専門家たちとフラットかつ横断的に協業しています。
  • 国土交通省
  • 一般社団法人UDCイニシアチブ
  • INA新建築研究所
  • 株式会社アイ・トランスポート・ラボ
  • accenture
  • 朝日航洋
  • アサミ情報システム株式会社
  • アジア航測
  • アダワープジャパン(株)
  • 株式会社アドライト
  • 株式会社アナザーブレイン
  • アルテアエンジニアリング株式会社
  • (株)アルモ
  • xpd(イクスピーディー)
  • 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
  • インフォ・ラウンジ株式会社
  • 株式会社ウエスコ
  • ANA NEO株式会社
  • ESRIジャパン株式会社
  • エヌ・ティ・ティ・インフラネット株式会社
  • NECソリューションイノベーター株式会社
  • NTTドコモ
  • エム・アール・アイリサーチアソシエイツ株式会社
  • 一般社団法人MA
  • エムエスシーソフトウェア株式会社
  • (一般社団法人)改修設計センター
  • 鹿島建設
  • 角川アスキー総合研究所
  • 一般社団法人環境情報科学センター
  • 株式会社キャドセンター
  • キャドテクニカルサポート 株式会社
  • 九州工業大学
  • 株式会社gluon
  • 慶應義塾大学SDM研究所
  • KDDI株式会社
  • KDDIアジャイル開発センター株式会社
  • 一般財団法人計量計画研究所
  • 建設技術研究所
  • 株式会社構造計画研究所
  • 一般社団法人コード・フォー・ジャパン
  • 国際航業
  • サイバネットシステム株式会社
  • 株式会社JR東日本建築設計
  • JR東日本コンサルタンツ株式会社
  • JTB
  • JTB総合研究所
  • JP GAMES株式会社
  • 株式会社シグナイト
  • 株式会社シナスタジア
  • 一般社団法人社会基盤情報流通推進協議会(AIGID)
  • 社会システム総合研究所
  • Symmetry Dimensions Inc.
  • 株式会社STYLY
  • 株式会社スペースデータ
  • セコム株式会社
  • 株)センシンロボティクス
  • 株式会社ゼンリン
  • ソフトバンク
  • 大成建設株式会社
  • 大丸有まちづくり協議会
  • 一般社団法人高輪ゲートウェイエリアマネジメント
  • 株式会社Takram
  • 竹中工務店
  • DataLabs株式会社
  • 東急株式会社
  • 東急不動産
  • 東京海上日動火災保険株式会社
  • 東京都立大学
  • 東邦レオ株式会社
  • 凸版印刷
  • 株式会社 トーラス
  • 株式会社トーセ
  • 株式会社トラジェクトリー
  • 中日本航空株式会社
  • 名古屋大学
  • 名古屋鉄道株式会社
  • 株式会社ナディア
  • 日建設計(NS)
  • 日建設計コンストラクション・マネジメント株式会社
  • 日建設計総合研究所(NSRI)
  • 日本工営
  • 日本イーエスアイ株式会社
  • (一般財団法人)日本建築防災協会
  • NEC(日本電気)
  • ニューラルポケット
  • 株式会社バイオーム
  • 博報堂DY
  • パシフィックコンサルタンツ株式会社
  • Pacific Spatial Solutions
  • パスコ
  • 株式会社パソナ
  • パナソニック
  • パナソニックコネクト株式会社
  • パノラマティクス
  • 東日本旅客鉄道株式会社
  • 株式会社日立コンサルティング
  • 日立情報通信エンジニアリング
  • 日立製作所
  • 日立ソリューソンズ
  • 一般社団法人buildingSMART Japan
  • 株式会社FIELD MANAGEMENT EXPAND
  • PwCアドバイザリー合同会社
  • 株式会社フォーラムエイト
  • 株式会社福山コンサルタント
  • 株式会社藤本組
  • 復建調査設計株式会社
  • 株式会社Fusic
  • プレティア・テクノロジーズ株式会社
  • 株式会社ブログウォッチャー
  • BASSDRUM
  • 特定非営利活動法人放課後NPOアフタースクール
  • 株式会社ホロラボ
  • 株式会社MIERUNE
  • 三越伊勢丹
  • 三菱総合研究所
  • ミンクス株式会社
  • MESON
  • 森ビル
  • 株式会社山手総合計画研究所
  • 株式会社Eukarya
  • ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン株式会社
  • 一般社団法人横浜みなとみらい21
  • 株式会社ライテック
  • 株式会社リアルグローブ
  • LocusBlue株式会社