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国土交通省 I 種技術系採用情報メールマガジン H21-22 第9号
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Ministry of Land, Infrastructure, Transport and Tourism
H21~22 メールマガジン 第9号  H22.3.19
国土交通省 I 種技術系採用本部 
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ただいまメルマガメンバー 879 人
メルマガメンバーの皆様、こんにちは!国土交通省 I 種技術系メールマガジンに登録して頂きありがとうございます。
 メルマガ第9号では 
(1)4月期官庁訪問について
(2)若手職員からのメッセージ【造園・農業系】
    ●『ランドスケープの視点を活かしたまちづくり』
               都市・地域整備局公園緑地・景観課景観・歴史文化環境整備室古都・歴史文化係長  曽根 直幸
    ●『北海道の農業農村整備と人を育てる国土交通省の仕事』
               農林水産省農村振興局農村政策部農村計画課遊休農地対策企画班遊休農地対策企画係長  吉田 明
について情報をお送りします。
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(1)4月期官庁訪問について

 国土交通省(I種技術系)では、国家公務員採用I種試験の既合格者(平成20、21年度合格者)を対象に、4月期の官庁訪問(採用面接)を実施します。事前の予約は必要ございません。
 詳細はこちらのHPをご覧下さい。
  https://www.mlit.go.jp/saiyojoho/houmon01_g.html

①官庁訪問実施日
  平成22年4月2日(金)~4月9日(金)
  1回目10:00 2回目14:00
  (各回約30分前から受付を開始します。予約不要。)

②今回の官庁訪問の対象者
 今回の官庁訪問では、平成20・21年度国家公務員採用Ⅰ種試験の合格者で、以下の業務分野を主とした勤務を希望する方を対象としております。
 採用の対象となる試験区分は、業務分野により異なります。HPをご確認ください。
  <電気系>
   ・自動車・船舶・航空機の安全・環境、技術開発及び航空管制関係
   ・電気通信情報施設関係
   ・鉄道整備関係
   ・官公庁施設(設備)関係
  <機械系>
   ・自動車・船舶・航空機・鉄道の安全・環境、技術開発及び航空管制関係
   ・建設機械・施工技術、河川・道路管理施設(設備)
   ・港湾整備、空港整備、鉄道整備関係
  <土木系>
   ・河川整備、道路整備、下水道整備、港湾整備、空港整備(土木)、鉄道整備(土木)、都市計画関係
  <建築系>
   ・住宅・建築・都市計画関係
   ・官公庁施設(建築関係)
   ・空港整備関係

③官庁訪問ルール
 省庁間の申し合わせにより、官庁訪問のルールが定められています。詳細はHPをご確認ください。
  <主なルール>
   ○4月2日(金)~4月7日(水)
    ・同一省庁を2日連続して訪問できません。
    ・2日(金)と5日(月)は連続しているとみなします。
    ・ただし、7日(水)にある省庁を訪問した場合、8日(木)に同一省庁を訪問することは可能です。
   ○4月8日(木)~4月9日(金)
    ・同一省庁を2日連続して訪問することが可能です。
   ○4月12日(月)~5月1日(土)
    ・個別対応となりますので「⑥お問い合わせ先」までご連絡下さい。

④集合場所
 〒100- 8918 東京都千代田区霞が関2-1-3
 中央合同庁舎2号館低層棟共用会議室5
  ※入館は、3号館(外務省側)入口からになります。2号館入口からは入館できません。

⑤持参するもの
  (1)訪問カード
     訪問カードはHPでダウンロード出来ます。必ず写真を貼付してください。
  (2)筆記用具
  (3)身分証明書(学生証など)

⑥お問い合わせ先
 国土交通省Ⅰ種技術系採用本部
  住所:〒100-8918 東京都千代田区霞ヶ関2-1-3
  E-mail:engineer@mlit.go.jp(件名を「技術官庁訪問」としてください。)
  TEL:03-5253-8129

⑦外局等への官庁訪問について
 ○国土地理院
  予約受付等詳細についてはこちらのホームページをご覧下さい。
   H P:http://www.gsi.go.jp/GSI/RECRUIT/recr.html
 ○気象庁
  4月期の官庁訪問は実施しません。6・7月期に実施予定です。
  気象庁の採用については、こちらのホームページをご覧下さい。
   H P:http://www.jma.go.jp/jma/kishou/intro/recruit/index1.html
 ○海上保安庁
  4月期の官庁訪問は実施しません。6・7月期に実施予定です。
  海上保安庁の採用については、こちらのホームページをご覧下さい。
   H P:http://www.kaiho.mlit.go.jp/saiyou/index.html

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(2)若手職員からのメッセージ【造園・農業系】

 若手職員からのメッセージシリーズの第5弾は造園・農業系です。
 次号は砂防系、地理院の職員からのメッセージを配信予定です。

●ランドスケープの視点を活かしたまちづくり
■都市・地域整備局公園緑地・景観課
 景観・歴史文化環境整備室古都・歴史文化係長  曽根 直幸(造園系 入省5年目)
【略歴】
平成17年 4月 九州地方整備局国営海の中道海浜公園事務所調査設計課
平成18年 4月 九州地方整備局筑後川河川事務所調査課
平成19年10月 都市・地域整備局公園緑地・景観課国営公園維持係長
平成21年 4月 現職

 はじめまして。造園系で採用されて5年目の曽根直幸と申します。今回私からは、現在担当している古都保存法や歴史まちづくり法に関連した業務の紹介をしたいと思います。

 まず、担当している法律について簡単にご紹介しますと、
・古都保存法は、高度成長期に開発の波から京都・奈良・鎌倉といった古都の景観を守ろうとする世論を背景として制定された法律で、社寺仏閣など文化財周辺のみどりが同法に基づく土地利用規制により保全され、古都における歴史的風土が守られてきました。
・歴史まちづくり法は、平成20年に制定されたばかりの法律で、全国の市町村が取り組む歴史を活かしたまちづくりについて計画を認定し支援するものです。対象を古都やみどりの保全に限定していないことが古都保存法との大きな違いで、これまで金沢市や高山市など15市町の計画を認定し、その取組は全国に広がりつつあります。

 歴史や伝統を反映した人々の活動と歴史的なまちなみや環境が一体となって醸し出している風情、情緒、たたずまいを維持向上していく・・・歴史まちづくり法の主旨は、都市の魅力となる景観を守り創出する方策について、背景としての地域固有の生活様式や地域社会のシステムから見つめ直すことであり、まさにランドスケープの視点を活かしたまちづくりの実践だと思います。歴史まちづくり法、古都保存法に加え、景観法、屋外広告物法といった景観に関する諸施策をツールとし、法律、土木、建築など様々な専門分野を持つ職員が集まる組織の中で、造園系としての専門性を活かしてまちづくりの仕組みを作り、運用し、改善していく仕事には、とてもやりがいを感じています。

 「造園」というと公園整備や緑地保全、都市緑化といった分野のイメージが強いと思いますが、魅力的な都市・地域づくりを進める上でランドスケープの視点を活かせる場面はそれだけではありません。興味を持たれた方は是非、下記HP等詳しい内容をご覧いただければと思います。

〈関連情報〉
○国土交通省都市・地域整備局HP:
 https://www.mlit.go.jp/crd/rekimachi/index.html


●北海道の農業農村整備と人を育てる国土交通省の仕事
■農林水産省農村振興局農村政策部農村計画課
 遊休農地対策企画班遊休農地対策企画係長  吉田 明(農業系 入省8年目)
【略歴】
平成14年4月 北海道開発局農業水産部農業水利課
平成15年4月 北海道開発局札幌開発建設部札幌南農業事務所
平成18年4月 農林水産省農村振興局企画部地域計画官付農業振興地域班土地利用推進係長
平成20年4月 現職

 国土交通省に農業?と不思議に思う方も多いのでは。これは、北海道の道路・河川・港湾・農水産業などの開発行政を国で一元的に実施する役割を担っていた北海道開発庁が、平成13年に国土交通省へ編入されたためです。農業にも多くの分野がありますが、国土交通省が役割を担うのは、農業に必要な水を確保するダム、水を農地に送る水路、作物を生産する農地の大区画化などの農業農村整備です。

 我が国は、食料自給率が約40%と先進国中最低、食料の多くを海外に依存し、恒常的に食料の安定供給や安全性に不安を抱えています。このような中、北海道にあっては、広大な農地や冷涼な気候などの自然条件を最大限に活用したダイナミックかつクリーンな農業が展開され、食料自給率190%、小麦、大豆、馬鈴薯、いんげん、そば、たまねぎ、牛乳など生産量が全国1位と、まさに、日本の「食料供給基地」としての農業が行われています。我が国の農業を支える北海道農業の基礎となる農業農村整備に興味はありませんか。

 また、現在、私は農林水産省に出向し、北海道の農業農村整備とは別世界の耕作放棄地対策の仕事に携わっています。耕作放棄地とは、耕作されなくなった農地のことで、全国に38.6万ha、およそ埼玉県と同じ面積が存在しています。農地の有効利用、そして食料自給率の向上の1つの方策として、耕作放棄地の解消を進めているところです。

 現在の仕事に就いて3年目ですが、1年目は「解消に向けた計画づくり」、2年目は「実態把握と解消のための制度設計」、3年目は「制度の実施」と、本対策を一貫して担当しています。1つの分野に囚われることなく、幅広い見知を身に付けることが可能、かつ、計画から実施まで一貫した取組が可能なところは、国土交通省の仕事の魅力の1つだと思います。

 北海道の農業農村整備、ひいては我が国の農業の発展に携わりたい方、政策に対して横断的かつ集中的に取り組みたい方、是非、一緒に仕事をしてみませんか。

〈関連情報〉
○北海道開発局HP:
 http://www.hkd.mlit.go.jp/09.html
○農林水産省HP、耕作放棄地対策の推進:
 http://www.maff.go.jp/j/nousin/tikei/houkiti/index.html

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☆編集後記☆☆
 4月期の官庁訪問の日程が確定いたしました。国土交通省の業務に興味を持たれた方は是非国土交通省に足を運んでみてください。
 国土交通省では、インフラの整備や交通政策の他にも、景観や歴史的町並みの保存、北海道における農村の整備等、我々の生活を維持し、より豊かにするために不可欠な課題にとりくんでおります。
 次回は砂防・地理院系の若手職員からのメッセージを掲載予定です。お楽しみに!!
☆☆ メルマガ担当 嚴島 ☆☆