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国土交通省 I 種技術系採用情報メールマガジン H21-22 第11号
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Ministry of Land, Infrastructure, Transport and Tourism
H21~22 メールマガジン 第11号  H22.4.28
国土交通省 I 種技術系採用本部 
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 メルマガメンバーの皆様、こんにちは!
メルマガ第11号では 
(1)採用・業務説明会の日程
(2)若手職員の1日紹介Ⅰ
について、お送りします。
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(1)採用・業務説明会の日程

国家公務員採用Ⅰ種試験第一次試験合格者対象本府省合同業務説明会(Ⅰ種技術系等)
 5月24日(月)@大阪 中之島合同庁舎
 5月25日(火)@東京 国立オリンピック記念青少年総合センター
 5月26日(水)@札幌 北海道大学クラーク会館
         @福岡 アクロス福岡
官庁訪問
 6月23日(水)~7月7日(水)

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(2)若手職員の1日紹介Ⅰ

 今号と次号では、若手職員の1日を紹介します。国土交通省を志望される皆さんが、実際に働いた際の姿をイメージする参考にしてもらえればと思います。今号では、3名の職員のある1日を紹介します。

■在ハンブルク総領事館領事  大井 征史(入省9年目)
【略歴】
平成14年4月 入省(東京海運支局船舶検査官)
平成15年4月 海事局検査測度課
平成16年4月 自動車交通局技術安全部審査課リコール対策室情報管理係長
平成18年4月 航空局技術部航空機安全課技術係長
平成21年4月 外務省在ハンブルク総領事館副領事
平成21年7月 現職

【ある1日のスケジュール】

8:00@自宅
郊外の自宅から出勤。家から駅までは徒歩5分。駅前の一等地が牧場という田舎ですが、そこからハンブルクの中心地にある領事館までは、電車で一本30分の距離です。もちろんラッシュなんてありません。霞ヶ関まで1時間半かかった1年前と比べ、なんと幸せなことか…

9:00@自分の執務室(情報管理の観点で個室が与えられます。)
まずは、日独両方の新聞チェック。外交官の仕事は、兎にも角にも情報収集。担当する地域での最近の大きいトピックは、フォルクスワーゲンとスズキの資本提携。海外といえどもインターネットですぐに情報を入手できる時代なので、単なる事実関係ではなく現地ならではの見方、捉え方を拾い上げることを心がけます。

10:00@水素燃料電池船視察
ハンブルクでは、水素燃料電池を動力源とする世界で唯一の商業船が運航しています。今日は日本から、船舶における温室効果ガス削減方策を検討する調査団が、水素燃料電池船を視察に来ました。事前調整も含めこのような出張者の対応をすることも現地駐在としての重要な業務です。

14:00@ハンブルク市庁舎
ハンブルクは、欧州で最も環境問題への取組みが評価されている都市として、2011年の欧州環境首都に選定されています。内閣府がとりまとめる都市の環境政策をテーマとする国際会議にハンブルク市関係者の出席をお願いするため、総領事とともにハンブルク市庁舎を訪問。おそらく出席できると思うが、意思決定をできる者が長期休暇中との回答。欧米では長期休暇が当たり前、その間は連絡も取れずただ待つのみです。仕事が進まないもどかしさの反面、羨ましさも…

15:00@自分の執務室
重要な新聞記事や国際会議へのハンブルク代表者招聘に関する状況報告など、霞ヶ関に報告する内容をまとめます。語学力不足が身に沁みながらも、なんとかその日のうちに報告。明日は車で船舶検査へ。アウトバーンを飛ばしても片道3時間の道のりです。検査の内容や持ち物を再確認して領事館を出ます。

18:30~21:00@総領事公邸
当地に進出している日系企業の方々との会食。企業の観点から見る経済情勢、雇用問題に関する情報や邦人の観点から見る治安、教育に関する意見など、話題は挙げればキリがありません。「日本ではこうなのに・・・」「日本でもこうすれば・・・」領事館としてできることは何かを考えながらも、外から日本という国を改めて見つめ直すいい経験となります。


■海事局検査測度課専門官  高瀬 竜児(入省7年目)
【略歴】
平成16年4月 入省(海事局検査測度課)
平成16年7月 総合政策局国際業務室
平成17年4月 海事局外航課国際機関条約対策室
平成19年4月 自動車交通局技術安全部技術企画課国際業務室
平成22年4月 海事局検査測度課専門官

【自動車交通局時代の一日のスケジュール】(ある多忙な日のスケジュール)

7:30@自宅
息子に促され渋々起床。冷たい水で顔を洗い目が覚めたところで、家族で朝食。日に日に成長する息子の言動に感心していると、もう出勤時間。慌てて朝食を流し込み、自転車で最寄り駅へ急行。

9:30@自分のデスク
昨晩遅くに来ていたメールをひととおり確認。日本のエコカー普及促進策に対する米国要望についての外務省からの照会などを確認後、本日夕刻に開催予定の欧州委員会とのテレビ会議の対処方針を検討。

11:00@本省会議室
日米案件について、外務省からの照会への対応、今後生じうる制度的、社会的影響を踏まえた方針など省内関係者間で議論。世界的な景気低迷もあり、自動車大国である日本の基準や制度は他国から非関税障壁ととられ易いように感じます。国内において自動車の安全・環境性能を確保していくには、国際的な視点も不可欠であり、自動車交通局はこのような観点からも業務を行っています。

13:30@四谷
自動車基準に関する国連会議への対応に向け、自動車メーカーの方々と打合せ。あまり知られていませんが、航空分野や海事分野と同じように、自動車分野にも国際基準を議論する場があり、国土交通省は、このような場へも積極的に参加し、国際的な基準調和活動を推進しています。

15:00@自分のデスク
日米案件について、省内打合せを踏まえ外務省と調整。お互いの異なる立場・視点を尊重しつつ、妥協点を探る。理論づけて説明し、相手を納得させることの難しさを改めて実感。まだまだ経験が足りないと再認識しつつ、頭を切り換えて夕刻の会議の対処方針作成作業へ。上司の助言を得つつ、なんとか会議に間に合いそう。

17:00@外務省会議室
初めて見るテレビ会議のセットに少々落胆。描いていた筋書き通りに議論が進まず、対処方針の詰めの甘さに愕然。そんな状況の中でも冷静かつ適切に対応する上司の対応に心から感心しつつ、英語を聞き逃すまいと必死でメモをとる。

19:00@自分のデスク
テレビ会議を踏まえ、今後の方針について上司と意見交換。欧州担当アタッシェへ連絡をとり、情報交換がてらしばし雑談・・・。未開封メールを処理しつつ、気がつけば21時。息子はおとなしく眠りについたかな・・・週末は思い切り家族サービスしよう、などと考えながら、夕食を買いに売店へ・・・。


■近畿地方整備局大和川河川事務所工務課  横田 尚之(入省3年目)
【略歴】
平成20年4月 入省(港湾局計画課)
平成21年4月 近畿地方整備局 港湾空港部 港湾物流企画室
平成22年4月 現職

【近畿地整 港湾空港部時代のとある1日のスケジュール】

8:00@自宅(起床)
「めざまし」が終わって、すでに「とくダネ!」の時間。高島彩を見られず、ちょびっと残念な気持ちで1日がスタート。

8:25@自分のデスク
寮から職場まで自転車で5分。三ノ宮の中心街を気持ちよくサイクリングし職場に到着。着いたらすぐに、メールを確認。

8:40 ~新聞を素早くチェック!
業務に関連する記事がないか、細かい記事まで見る。あったら、切り抜いて回覧し、室内で情報共有。行政は、世の中の動きに先んじて、様々な手を打っていかなければならず、新聞チェックによる情報収集も、実は重要です。

10:00@民間会社へのヒアリング
上司とともに、民間会社へヒアリング。港湾は、輸出国家・日本の経済活動を支える重要なインフラ。その港湾が、より使いやすいものとなるよう、日本を代表する民間企業の物流部門トップの方の意見を聞き、港湾行政に対するニーズをくみ取ります。今日は話が白熱し、「日本のプレゼンスを高めるために、行政全体として何をすべきか」についての議論となった。世界で活躍する民間会社幹部の、日本の行政への期待を生で聞けたのは、新人行政マンとしてモチベーションアップにつながりました。

12:00@ランチ
今日のお昼は、職場のすぐそばにある中華街にて。同期と一緒に南京町へ行き、仕事のことはあまり考えずにリフレッシュ。ここで一息入れて、午後も真剣に仕事に向かいます。

14:30@地元関係者との打合せ
午後は、地元関係者との打合せへ。政策を実施するには、決して国の立場だけではできません。関連する様々な立場の方の意見を聞き、目的・意義を理解して頂けるように努め、多様な関係者と協力して実施していきます。

17:00@自分のデスク
本日は外出が続いたので、この時間に一気にメールチェック。急ぎの案件、重要な案件はすぐに上司に相談する等、プライオリティーをつけて対応。明日のToDoリストを作成。朝一で今日の打ち合わせを踏まえた事業の方向性について局内幹部へ提示するため、必要な資料を準備して退庁。今日は、大学時代の友人と飲みに行ってきます。

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☆編集後記☆☆
 今号では3人の職員の一日を紹介しましたが、国土交通省の活躍するフィールドは多岐に渡ります。
 様々な場所・分野でたくさんの人に囲まれて仕事ができることも国土交通省の魅力の一つです!
 次回、最終号では2人の職員の一日を紹介するとともに、6・7月期の官庁訪問等に関する情報を掲載予定です。
☆☆ メルマガ担当 鈴木 ☆☆