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国土交通省総合職技術系採用情報メールマガジン H23-24 第5号 H24.2.9
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皆さんこんにちは!国土交通省総合職技術系メールマガジン第5号です。
本号では、若手職員による国土交通省の施策紹介および職員の一日紹介を
掲載しています。

[1] 説明会情報(人事院中央省庁セミナー等)
[2] 若手職員による施策紹介【主に北海道における農業農村整備関係】
[3] 若手職員の「ある1日」【河川整備関係(土木)】
[4] 採用本部からのメッセージ・編集後記

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[1] 説明会情報(人事院中央省庁セミナー等)

○人事院主催総合職中央省庁セミナー
2月24日(金)15:00~16:00 , 16:15~17:15 @大阪中之島合同庁舎

○人事院主催のその他の説明会等
平成24年3月8日(木) 霞が関OPENゼミ2012(春)(@霞が関)
3月9日(金) 国土交通省業務説明会(@霞ヶ関)
▼開催時間
[3/8~3/9]①10:15~11:45、②13:30~15:00、③16:00~17:30
※上記①~③の時間帯でそれぞれ、全体説明10分・部局訪問30分×2を実施。
(最大で6つの部局を訪問し、ゼミを受講することが可能です!)
※3/9「国土交通省業務説明会」は、総合職技術系志望者を対象とした国交省
独自のイベントですが、実施内容は霞ヶ関OPENゼミ同様となっています。

5月14日~24日 1次試験合格者のための官庁業務合同説明会(全国5都市)

○内定者懇談会
国交省技術系内定者が、就職活動、公務員試験勉強、国交省への官庁訪問など
に関する疑問・質問に、自身の経験を踏まえてお答えします。
平成24年2月24日(金)17:45~18:45@大阪
集合場所:大阪中之島合同庁舎前17:30集合(堂島3交差点付近)

○国交省技術系政策セミナー(※予約制)
各種政策を担当する職員が直接、その政策や仕事の魅力についてお話いたします。
平成24年2月20日(金)13:30~15:00 @東京大学工学部2号館211講義室
2月24日(金)13:30~15:00 @札幌第1合同庁舎10階1号会議室
3月予定 詳細未定 @京都大学
※予約状況によっては希望に添えない可能性があるため、早めの予約をお勧めします。
※2月20日の東京開催分では、「電気通信情報施設関係」「官公庁施設(建築、設備)
関係」「建設機械・施工技術、河川・道路管理施設(整備)関係」「都市公園整備・
緑地保全関係」「土砂災害対策関係」「自動車の安全・環境対策及び技術開発関係」
「航空機の安全・環境対策及び技術開発関係」「主に北海道における農業農村整備
関係」「国土地理院」の政策を説明予定です。
※2月24日の札幌開催分については現在検討中です。
▼詳細は、説明会情報のHPをご覧下さい!!

○各業務説明会の詳細な情報は以下のHPにアクセス!
▼国土交通省総合職技術系採用HP
▼人事院国家公務員試験採用情報NAVI(イベント情報)

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[2] 若手職員による施策紹介【主に北海道における農業農村整備関係】

■高橋 周平(たかはし しゅうへい)
国土交通省北海道局農林水産課(農業系 入省9年目)
【略歴】
平成15年4月 北海道開発局農業水産部農業水利課
平成16年4月 北海道開発局網走開発建設部網走農業事務所
平成19年4月 環境省自然環境局自然環境計画課事業計画係長
平成21年4月 農林水産省農村振興局整備部水資源課農業用水対策室水利
指導第1係長
平成23年4月 現職

■北海道の農業農村整備と人を育てる国土交通省の仕事
我が国の食料自給率が約40%で、食料の多くを海外に依存していることは
皆さんもよくご存じかと思います。では、北海道の食料自給率がいくらである
かを知っていますか?北海道では、広大な農地や冷涼な気候などの自然条件を
活用したダイナミックでクリーンな農業が展開されており、その食料自給率は
なんと190%を超え、まさに、日本の「食料供給基地」となっています。

私は、農業系の技官として国土交通省に入省し、この北海道農業に必要な水
を確保するダム、水を農地に送る水路、作物を生産する農地の大区画化などの
大規模な農業農村整備に携わっています。これは、北海道のみならず我が国の
農業の発展にもつながる大変魅力的な仕事です。

一方で、これまで、環境省や農林水産省でも仕事をしてきました。環境省で
は、人間活動等によりダメージを受けた自然環境を元の姿に戻す「自然再生」
に関する全国の取組みを支援しました。また、農林水産省では、農業の基本で
ある水を使用する権利「水利権」を適切に管理する仕事をしました。自然再生
も水利権も北海道農業の発展に直接つながるものではありませんが、土地と水
が絶対条件である農業にとって、農村地域を取り巻く自然環境や水を適切に維
持・管理していくこともまた今後の農業を考える上で大変重要だと思っていま
す。

日本の食料を支える北海道農業のために働きながら、現代農業を取り巻く幅
広い知見を身に付けられるのは、国土交通省の仕事の大きな魅力のひとつです。

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[3] 若手職員の「ある1日」【河川整備関係(土木)】

■今井 康治(いまい こうじ)
東北地方整備局北上川下流河川事務所調査課(入省2年目)
【略歴】
平成22年4月 東北地方整備局酒田河川国道事務所道路管理課
平成23年7月 現職

□8:00出勤
8時半の始業にむけ出発。徒歩5分で事務所です。

□8:30@工事の積算@自分のデスク
河川改修工事の予定価格算出(積算)を行います。予定価格、工事に必要とな
る作業について、標準とされる考え方に照らしあわせて、作業に係るお金を積み
上げることで作成します。実際の施工の知識が不足しており、経験も浅いことか
ら、なかなか時間がかかります。

□10:00コンサル打ち合わせ@所内会議室
上司とともに、震災後の津波被害を踏まえた河口部の改修計画の見直しや、地
盤沈下の影響を分析する業務を受託しているコンサルとの打ち合わせに参加しま
す。今回は、必要な堤防の高さを決める際に必要な津波や高潮による浸水のシミ
ュレーション結果について、報告を受けます。
また、震災後に河川全域の縦横断を測量した結果が測量業者から提出されてき
たので、それをもとに地盤沈下が洪水の流下に与える影響を分析するように、上
司がコンサルに指示します。

□12:00昼休み@自分のデスク
昼食は注文したお弁当を食べることが多いです。

□13:00説明会@石巻市内
石巻市主催の住民向け復興計画説明会に随行します。これは、各地区で開催さ
れていますが、当事務所としては、河川沿線の無堤区間については堤防の整備を
進める予定であるため、説明の機会をもらい、副所長が住民100名程度に対して、
堤防の構造の考え方や今後の整備スケジュールについて説明します。資料が不足
していないか等に気を配りながら、メモをとります。

□16:00メモ作成@自分のデスク
先ほどの説明会について、レポートを作成し、被災が大きかった地区に今後も
住み続けたいのかどうかの住民の意向や堤防の構造・整備スケジュールに関する
住民の意見を、堤防の設計を担当する課等に伝えます。

□17:15工事の積算(続き)@自分のデスク
ここで業務時間は終了ですが、午前中の積算作業の続きをします。契約の手続
き上、仕上げなければならない期限が決まっているため、期限が近くなると時間
外に作業して仕上げることが多くなります。

□20:00資料の準備@所内
食事をしてから残業することはないので、この時間になると退庁した人も多く
なってきます。積算を続けながら、コピー機の空き状況を見て翌日の会議資料の
印刷を行います。

□22:00退庁
作業にめどがついたので切り上げます。同僚と週末にしているテニスの打ち合わ
せをしてから退庁。晩御飯はほぼ毎日自炊です。

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[4] 採用本部からのメッセージ・編集後記

国交省に入省すると、地方勤務や本省勤務を繰り返しながら日々の業務に従事
することも多くなります。本号で紹介した今井さんのように、被災地最前線の事
務所で地元の自治体とも協力しながら復旧・復興に取り組んでいる方もいれば、
高橋さんのように他省庁での勤務経験のある方、他にも自治体や民間企業へ出向
して働いている方々も多く、活躍の場は国交省という組織内だけにとどまりません。

2月には、「技術系政策セミナー」など国交省独自の業務説明会を開催予定です
ので、興味のある方はぜひ、予約を入れたうえで参加してみてください。日頃の
疑問を職員にぶつけてみて、直接情報収集するチャンスになると思います。

次のメルマガ配信は2月中旬予定です。次号では「ベテランが若手の頃を振り
返る」という題目で、当省のベテラン職員からの寄稿を掲載したいと思いますの
で皆さんお楽しみに。

※ご質問・ご不明な点がある場合は、お気軽に採用本部(連絡先:engineer@mlit.go.jp)
までお問い合わせください。(メールの際は、件名冒頭に「(技術)」と記載してください)
メルマガ担当 奥中(H21入省)