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国土交通省総合職技術系採用情報メールマガジン H23-24 第9号 H24.4.17
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皆さんこんにちは!国土交通省総合職技術系メールマガジン第9号です。
本号では、若手職員による「職員の一週間」紹介や「施策紹介」について掲載しています。

[1] 説明会情報(官庁業務合同説明会等)
[2] 若手職員の「ある1週間」【電気通信情報施設関係】
[3] 若手職員による施策紹介【住宅・建築関係】
[4] 採用本部からのメッセージ・編集後記

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[1] 説明会情報(官庁業務合同説明会等)

○人事院主催の説明会等
1次試験合格者のための官庁業務合同説明会(全国5都市)
※総合職試験の1次試験合格者を対象とした業務説明会が、全国5都市で実施されます。

■5月14日@札幌(北海道大学クラーク会館)
■5月17日@仙台(仙台合同庁舎・仙台第2合同庁舎)
■5月18日@福岡(福岡合同庁舎)
■5月22日@京都(京都大学百周年時計台記念館)
■5月23日@東京(国立オリンピック記念青少年総合記念センター)

○各業務説明会の詳細な情報は以下のHPにアクセス!
▼国土交通省総合職技術系採用HP
▼人事院国家公務員試験採用情報NAVI(イベント情報)

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[2] 若手職員の「ある1週間」【電気通信情報施設関係】

■久保 宏一郎(入省8年目)
航空局 交通管制部 交通管制企画課 航空管制技術調査官
【略歴】
H16.4 海事局 安全基準課
H16.7 海事局 舶用工業課 国際係
H17.4 海事局 企画課 技術第二係
H18.9 自動車交通局(現 自動車局) 技術安全部 技術企画課 高齢者対策係
H19.5 自動車交通局(現 自動車局) 技術安全部 技術企画課 国際調整係長
H21.4 航空局 技術部 運航課 運航基準係長
H23.4 現職

【ある1週間のスケジュール】
◎月曜日
航空機と地上施設等との通信、レーダー等の監視、衛星を活用した航法など、航空
管制の高度化に向けた新たな施策の導入や研究開発を担当しています。この週の
初日は自宅から直接、羽田へ出張。午前は航空会社を訪問し、飛行経路の短
縮など、効率的な運航のための新たな施策の企画について少人数で打合せです。
午後は研究機関の講演会に参加し、勉強を兼ねて情報収集。講演会終了後は職
場に向かい、メールチェック、チーム内の調整、他課の担当者と打合せ。

◎火曜日
午前は外部の会議に出席する幹部の付き添い。込み入った質問を受けた場合に幹
部をサポートします。午後は課の同僚が主催する会議に出席。新たな通信技術を
用いた施策等の導入に向け、施策によって得られる効果を推定する方法について
の資料を提示し、航空会社や研究機関の方々と活発な議論を交わしました。

◎水曜日
比較的スケジュールに余裕のある一日です。翌週に開催予定の大きめの会議や、
翌々週の米国当局との会議に備え、資料を作成し上司と相談。いくつかメールの
やりとりをした後、業界団体の情報交換の場で安全で効率的な航空機の着陸のた
めの我が国の取り組み状況のプレゼンテーションをしました。残業はほどほどに
退庁し、同僚と一杯飲んで帰宅。

◎木曜日
複数の課の総合調整も担当しており、午前中はデスクで他課の人たちからの様々
な相談を受けたり、メールを打ったり。午後は他省庁と研究機関の方々とで、新
たな研究開発についての打合せ。将来にわたり航空管制のために必要な技術が何
であるか、長期的視点で見極めることが大切です。

◎金曜日
翌週に開催予定の会議に向け、午前は他課の担当者と事前のすり合わせです。
反対意見やアドバイスを受け、資料を修正しつつ準備を進めていきます。午後は
航空気象についての新たな施策導入のための会議です。安全で効率的な航空
交通管理の実現に向けて、気象の観測や予測、情報共有を向上させるための施
策について議論を交わしました。

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[3] 若手職員による施策紹介【住宅・建築関係】

■山口 義敬(入省6年目)
現職:厚生労働省 老健局 高齢者支援課 主査
【略歴】
平成18年 4月 住宅局 建築指導課 企画・防火係
平成20年 4月 住宅局 建築指導課 企画・防火係長
平成21年10月 住宅局 住宅総合整備課 企画計画係長
平成23年 7月 住宅局 安心居住推進課(併) 住宅総合整備課 企画計画係長
平成24年 4月 現職

タイトル:「可能性の想像力」
「官僚の仕事とは何か」と問われた場合、私は本コラムのタイトルの通りに
答えることとしています。それは、我々の仕事の本質が「次の一手を考える
こと」にあると考えているからです。特に、私が携わっている住宅行政につ
いては、国民のみなさんの生活や財産と深い関わりを有する「住まい」に直
結する分野であることから、このような「可能性の想像力」を問われる場面
が多いように感じています。

例えば、災害が起きた場合における「住宅の確保」などは、緊急性・必要性
ともに非常に高いものであることから、こうした想像力がシビアに要求され
る命題と言えます。

昨年3月11日に発生した東日本大震災では、東北地方をはじめとする広範な
地域において、地震や津波による甚大な被害が生じ、多くの方々が住宅を失
うこととなりました。このような状況に鑑み、住宅局においては、今後、こ
のような被災者の方々の住宅が大量に必要となることを想定し、「災害公営
住宅」の供給を強力に支援するための財政的な措置を講じることとしました。
「災害公営住宅」とは、被災者の方を優先的に入居させるために、新たに建設
される、または行政機関が借り上げた民間住宅のことを指します。

特に、今回の東日本大震災の対応施策においては、「災害公営住宅の用地の取
得費用・造成費用」を支援の対象とすることとしました。平時であれば、地方
自治体の造成する公営住宅の用地というのは国による財政支援の対象とならな
い部分なのですが、津波による被害が多かったという事情を考慮すると、従前
の土地を利用できないことが想定されたことから、新たな住宅用地を確保する
ための支援策を創設することとしました。

こういった施策のアイデアを、上司や同僚とともに企画し、関係者との調整を
経て実現させることができたというのは、まさに「可能性の想像力」を駆使し
た実例だったと感じます。この施策の成果は、被災者の方々が安心して暮らせ
る住まいを手に入れることができたときに得られるものだと思っていますが、
そこに向けた道筋をつけるための取組みに自分自身が関わることができたこと
を誇りに思っています。

みなさんの中で、「考えること」を生業にしたいと考えておられる方がいれば、
是非、国土交通省という選択肢を加えてみてください。貴方の想像力を刺激す
る職場が待っています。

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[4] 採用本部からのメッセージ・編集後記

国家公務員採用試験(総合職試験)の開始まで、残り2週間となりました。
試験勉強にも追い込みがかかってきていることと想像されますが、時には
メルマガのメッセージを読んで、息抜きをして頂ければ幸いです。

次のメルマガ配信は、4月下旬頃予定です。次回、最終号では若手職員の
一日紹介【住宅・建築関係】を紹介するとともに、6・7月期の官庁訪問
等に関する情報を掲載予定です。

※ご質問・ご不明な点がある場合は、お気軽に採用本部(連絡先:engineer@mlit.go.jp)
までお問い合わせください。(メールの際は、件名冒頭に「(技術)」と記載してください)
メルマガ担当 奥中(H21入省)