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国土交通省総合職技術系採用情報メールマガジン H24-25 第2号 H24.12.14
ただいまメルマガ読者数204人


皆さんこんにちは!国土交通省総合職技術系メールマガジンに登録して頂き
ありがとうございます。第2号から、「若手職員の施策紹介」として、
国土交通省の業務について業務分野ごとに紹介していきます。

第2号では、
[1] 説明会情報(人事院中央省庁セミナー等)
[2] 若手職員による施策紹介【鉄道の整備、安全・環境対策及び技術開発関係】
[3] 若手職員による施策紹介【【官公庁施設(建築、設備)関係】

について、お送りします。

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[1] 説明会情報(人事院中央省庁セミナー等)

○人事院主催総合職中央省庁セミナー
平成24年
12月15日(土) 10:45~13:00 @東京大学農学部1号館・2号館・・・☆
12月16日(日) 12:00~14:15 @九州大学箱崎文系地区共通講義棟・・・☆
平成25年
1月21日(月) 15:00~17:15 @京都大学吉田キャンパス百周年時計台記念館・・・☆
1月26日(土) 13:15~15:30 @北海道大学クラーク会館・・・☆
2月 9日(土) @岡山大学
2月19日(火) @東京工業大学

※開催場所が大学となっているイベントは他大学の学生の参加も可能です。
※“☆”が付いている日は、開催大学近辺で技術系内定者懇談会を開催します!!

○国土交通省技術系内定者懇談会
12月15日(土) 16:45~18:15 @東京大学工学部1号館2階16号講義室
12月16日(日) 17:30~18:30 @九州大学箱崎文地区北門集合(17:15まで)
1月21日(月) @京都大学(開催場所・時間調整中)
1月26日(土) @北海道大学(開催場所・時間調整中)

○国土交通省総合職技術系採用本部が主催の説明会(技術系政策セミナー)
1月、2月に東京地区、近畿地区、北海道地区、九州地区にて開催予定!

※技術系政策セミナーの日時や説明会の詳細は後日、メールマガジンにて
お知らせします。
技術系政策セミナーは事前予約が必要ですので、日程が決まり次第、
早めに申し込みください。

○各業務説明会の詳細な情報は以下のHPにアクセス
▼国土交通省総合職技術系採用HP
https://www.mlit.go.jp/saiyojoho/categ01_g.html
▼人事院国家公務員試験採用情報NAVI(イベント情報)
http://www.jinji.go.jp/saiyo/event.htm

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[2] 若手職員による施策紹介【鉄道の整備、安全・環境対策及び技術開発関係】

■吉井 洋紀(入省3年目)
鉄道局 施設課 新幹線施設係長

【略歴】
平成22年4月 鉄道局施設課
平成24年4月 鉄道局施設課 新幹線施設係長

■「国土交通省での仕事の難しさとやりがいについて」
私が現在担当する整備新幹線は、全国新幹線鉄道整備法に基づき昭和48年に
策定された整備計画によって整備が進められていますが、整備新幹線の
完成・開業による利用者への時間短縮効果や人的交流の活発化等、様々な効果が
期待されています。
具体的な担当業務としては、整備新幹線既着工区間への予算配布、事業評価及び
建設に係る問題・課題への対応・調整等を担当しています。
これらの業務に加え、今年6月には北海道新幹線(新函館(仮称)・札幌間)、
北陸新幹線(金沢・敦賀間)及び九州新幹線(武雄温泉・長崎間)の3区間が
新たに認可・着工されましたが、この認可・着工に先立って行われた、当該区間の
投資効果等に係る国土交通省の試算の妥当性の有識者による確認が行われた
交通政策審議会陸上交通分科会鉄道部会整備新幹線小委員会の運営も担当しました。

整備新幹線の建設は、必要な財源のほとんどを国及び地方自治体において負担する
仕組みとなっており、その建設の過程で国及び地方自治体の意見が合わない場合が
出てきたりすることがあります。この相反する意見に対処するために、関係者で
知恵を絞って、いかに双方が納得できるひとつの方向へ意見を束ねていくのかと
いうことが、本業務の難しさのひとつであり、同時にこれがやりがいでもあると
感じています。
例えば、北海道新幹線の青函トンネルを含む青函共用走行区間では、将来的に
新幹線と貨物列車が共用走行する予定ですが、これに関して国と地元自治体間で
意見の相違があった当該区間の新幹線の運行速度について、有識者委員会での審議や
関係自治体、関係JRとの度重なる協議を経て、一定の方向性を見出せたことは、
青函トンネルという国民的資産を有効活用するという点で大きな成果であったと
思っています。

整備新幹線に限らず国土交通行政は、社会資本整備という点では、総じて社会への
影響が大きい政策領域をカバーしているため、地方自治体はもとより、学会、業界
などといった社会の各層から寄せられる様々な問題・課題への対応に日々追われる
ことが多々ありますが、このような環境でも「私はぜひ国土交通省でこういう仕事を
やってみたい!」という強い想いをお持ちでしたら、国土交通省の門を叩いて
頂ければ幸いです。

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[2] 若手職員による施策紹介【官公庁施設(建築、設備)関係】

■蒲谷 俊樹(入省7年目)
大臣官房官庁営繕部整備課木材利用推進室 係長

【略歴】
平成20年4月 中国地方整備局営繕部建築課 構造係
平成22年4月 大臣官房官庁営繕部計画課 技術調整係
平成23年4月 現職

■「木材復権を目指して」
木材を使うことは環境破壊というイメージがありますが、実は、木材を使うことで
適切な森林整備が促され、それが環境保護につながることもあります。実際、
国内産の木材需要の減少に起因して我が国の森林が荒れ始めており、早急な対策が
求められています。そこで、公共建築物等における木材利用を起爆剤として、
国内産の木材などの利用拡大を図るために、木材利用促進の仕組み作りや
公共建築物の木造化を進めるための技術基準の整備等をすることが私の業務です。

業務の実施に当たっては、木材利用促進という社会的要請があるものの、
これまで都市の不燃化等の推進により木材が敬遠されてきたこともあり、
木材の流通、設計の技術面等で多くの課題があります。例えば、住宅用途の
木造建築物では設計手法等が確立しているものの、事務所用途の木造建築物では
それが確立しておらず、その普及が進まないことが挙げられます。
今、何が求められているのかを考え、限られた人員、時間、予算でこれらの課題を
解決することで、木材利用という新しい風を起こし、社会の意識を変えていく業務に
やりがいを感じています。

国土交通省の業務は多岐にわたり、また、その社会へのインパクトも大きいため、
日本を動かしたいと思う方には最高の舞台だと思います。国土交通省に少しでも
興味がある方、ぜひ説明会でもよいので来てみてください。きっと、興味は夢に
変わると思います。

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☆☆編集後記☆☆

第2号では、「若手職員による施策紹介」を掲載しました。国交省の施策は
知っているけれども、具体的にどのような業務を行っているか知っていた人は、
少ないのではないでしょうか。今回の施策紹介で入省後の業務についても、
イメージを持ってもらえればと思います。
今後のメルマガでも、国交省が取り組んでいる様々な施策について、
若手職員が実際に担当する業務紹介を行っていきますのでご期待ください。
なお、次号では国交省職員の生活を知ってもらうために、「若手職員の
1週間紹介」を掲載する予定です。
今週末は、東京地区、九州地区で「総合職中央省庁セミナー」と
「内定者懇談会」を同日開催します!!
「総合職中央省庁セミナー」では3、4名の職員が国交省の業務内容について、
自身の経験を踏まえて説明します。さらに、「内定者懇談会」では、今年度の
国交省内定者が、国家公務員試験や官庁訪問に関する質問に答えてくれますので、
是非、参加してみてください。

☆☆ メルマガ担当 田中(H22入省) ☆☆