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国土交通省総合職技術系採用情報メールマガジン H24-25 第6号 H24.3.7
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皆さんこんにちは。国土交通省技術系採用メールマガジン第6号です!
先日、技術系政策セミナーの開催日程をお知らせしましたが、
京都地区の申込みを開始しました!
→https://www.mlit.go.jp/saiyojoho/event/pdf/seminar_tech_02.pdf

通常の説明会と異なり少人数・対話形式で実施しますので、国土交通省の政策や
業務内容を深く知ることができる良い機会と思います。
国交省の政策について、もっと詳しく知りたいという方はもちろん、
国交省ってどんな省庁なのか、職員と話しをして雰囲気を感じてみたいという方も
是非、説明会に来てもらえればと思います。

第6号メルマガの配信タイトルは以下の通りです。
[1] 説明会情報(技術系政策セミナー等)
[2] 若手職員の1日紹介【自動車・船舶・航空機の安全・環境対策及び技術開発関係】
[3] 若手職員による施策紹介【都市公園の整備・緑地保全及び都市計画関係】
[4] 若手職員による施策紹介【自動車・船舶・航空機の安全・環境対策及び技術開発関係】
[5] 採用1年目の業務紹介【住宅・建築・都市計画関係】

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[1] 説明会情報(技術系政策セミナー等)

○人事院主催総合職中央省庁セミナー
平成25年
2月19日(火) 13:00~15:10 @東京工業大学

※開催場所が大学となっているイベントは他大学の学生の参加も可能です。

○人事院主催のその他説明会
3月6日(水) 女子学生セミナー(@東京大学経済学部)
3月7日(木) 霞が関OPENゼミ2013春(@霞ヶ関)

○国土交通省総合職技術系採用本部が主催の説明会(技術系政策セミナー)
2月20日(水) 13:30~15:30 (13:00から受付)
@近畿地方整備局京都国道事務所内
京都市下京区西洞院通塩小路下る南不動堂町808
(http://www.kkr.mlit.go.jp/kyoto/make/content/jimusyo_sosikizu.html )

※申込受付中!!(https://www.mlit.go.jp/saiyojoho/event/pdf/seminar_tech_02.pdf )

2月25日(月) 15:15~17:15
@札幌合同庁舎10階1号会議室
(http://www.hkd.mlit.go.jp/sosiki/ichi.html )

3月5日(火) 13:30~15:30 (13:00から受付)
九州地区@九州大学伊都キャンパス ウエスト2号館3F 318号室
(http://www.kyushu-u.ac.jp/access/map/ito/ito.html )

※技術系政策セミナーは、国交省の技術系職員が、担当している政策や
仕事の魅力について、少人数・対話形式でじっくりお話しします。
(事前予約が必要になりますので、ご注意ください。)

※事前予約の方法やセミナー当日の詳細については、
後日、国土交通省採用HPに公表いたします。
(https://www.mlit.go.jp/saiyojoho/event/synthesis_tech.html )

○各業務説明会の詳細な情報は以下のHPにアクセス
▼国土交通省総合職技術系採用HP
https://www.mlit.go.jp/saiyojoho/event/synthesis_tech.html
▼人事院国家公務員試験採用情報NAVI(イベント情報)
http://www.jinji.go.jp/saiyo/event.htm

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[2] 若手職員の1日紹介【自動車・船舶・航空機の安全・環境対策及び技術開発関係】

■小御門 和馬(こみかど かずま)
航空局 安全部 航空事業安全室 事業安全企画係長(入省3年目)

【略歴】
平成22年 4月 航空局 技術部 航空機安全課 航空機技術審査センター 係員
平成23年 4月 航空局 交通管制部 管制技術課 航行支援技術高度化企画室 研究・開発係
平成24年 7月 航空局 安全部 航空事業安全室 事業安全企画係長

9:20 登庁

9:30 業務開始
事業安全企画係とは、室のとりまとめ役です。外部や他の課室から来た作業依頼を
室内の担当者に仕事をしてもらうよう依頼をします。そのあと、担当者が作業した
成果を企画係で受け取り、その作業に漏れがないか等を確認し、より良い成果物に
なるよう担当者と調整します。最終的には、その成果物を上司に見せ、外部などに
提出して、一つの作業が完了します。つまり、自分が中心となってとりまとめを
行っていくわけです。

10:00 大臣記者会見準備
大臣は毎週火、金曜日に記者会見を行うため、必要があれば会見におけるトピック
について大臣に事前説明を行います。まず航空局長への説明を経て、大臣への説明を
実施することになります。
また、大臣記者会見実施後、技術的な細かい質問に対しては、別途、技術系職員に
よる記者説明を実施する場合があり、企画係はメモ取り等のため同席します。

12:00 昼食
省内にある弁当屋さんで買ってきて、自分のデスクで食べることが多いですが、
たまに同期と銀座辺りに行くこともあります。他局の同期との食事は、いろいろな
話が聞けて新鮮です。また、仕事の話だけでなく、プライベートの話で盛り上がる
ことが一番の気分転換です。

15:00 上司への報告
自分一人で完結する仕事はほとんどありません。専門官以上に説明し、了解を得る
ことで初めて仕事の成果となります。自分の考えた案は上司に見てもらう段階で、
大幅な修正が入ることもよくあります。自分の案に対して原型を留めないくらい
修正が入るとショックを受けますが、修正部分を見て、自分に何が足りなかったのかを
考えるようにしています。

18:15 国会対応
規定の退庁時刻ですが、本省の職員には、翌日の国会審議に備え、前日に必要な
資料の収集や作成を行う国会対応というものがあります。明日は9:00から
航空関係の審議が開催されるため事前準備を行います。

22:00 退庁
国会対応が終了しました。今日中にやらなければならない業務が終わり、明日は
国会審議の経過を見守るために早めの出勤を予定しているので今日はもう帰宅します。

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[3] 若手職員による施策紹介【都市公園の整備・緑地保全及び都市計画関係】

■守谷 修(もりや おさむ)
都市局 公園緑地・景観課 防災安全管理係長(入省4年目)

【略歴】
平成21年 4月 近畿地方整備局 国営飛鳥歴史公園事務所 調査・品質確保課 企画係
平成22年 9月 本省 都市・地域整備局(現:都市局) 公園緑地・景観課 景観・歴史文化環境整備室 古都・歴史文化係
平成24年 4月 本省 都市局 公園緑地・景観課 防災安全管理係長

■都市のみどりを守る縁の下の力持ち

就活生のみなさん、お疲れ様です!就職活動をしながら、学業や
仕事・アルバイトをするなど、忙しい日々を送っていることと思います。
みなさんは疲れて一息つきたいとき、どうしますか?私は癒しの場を求めて
公園などを散歩したくなります。
公園は様々な場面で使われています。子どもの遊び場でもある一方、
最近は高齢者の健康づくりのための公園もあります。また、城跡や史跡などの
観光地周辺が公園(山下公園、金沢城公園、奈良公園、美ら海水族館など)という
場合も少なくありません。さらに、公園は、都市の生物多様性の確保、ヒート
アイランド対策や温室効果ガスの吸収にも役立っていますし、東日本大震災の
ときに各地で見られたように、災害時には避難地や防災拠点として活用されます。

私は、都市公園の予算・制度に携わっています。予算の確保や制度改正などを
進めるにあたっては、政府や省の計画・方針に沿っていることが重要であるため、
計画などを策定する段階から都市公園の重要性を位置付ける調整を行っています。
上述したように都市公園には様々な機能があるため、主に国交省の取組を定めた
社会資本整備重点計画だけではなく、政府全体としての取組を定めた計画である
観光立国推進基本計画、環境基本計画など、様々な計画に位置付けられています。
これらの計画策定プロセスはかなり緻密なもので、課内の調整、関係部局との調整、
他省庁との調整、国会議員への説明、パブリックコメントの実施などなど、多くの調整
事項が待っています。正直しんどいと感じることもありますが、これらの計画に
沿って予算が確保され、新しい制度ができ、最終的には全国の公園行政に影響を
与えることになります。「都市のみどりをきちんと計画に位置付け、全国各地の
取組みを推進するんだ!」と思い、気を引き締めて仕事をしています。

現場を思い描きながら霞が関で国の大きな方針を決める計画などの作成に
携わる一方で、1,2年目に私が公園事務所にいたように、現場の課題に
頭を悩ませながら実際の公園整備や管理に携わる機会もあります。このように
霞が関と現場を行ったり来たりしながらキャリアを積むことができるのは、
国土交通省の技術系職員の醍醐味だと思います。現場を良くしたいという
熱い思いをもったみなさんとお会いできるのを楽しみにしています!

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[4] 若手職員による施策紹介【自動車・船舶・航空機の安全・環境対策及び技術開発関係】

■山村 真也(入省3年目)
海事局安全・環境政策課国際係長

【略歴】
平成22年4月 入省(海事局安全基準課国際係)
平成24年4月 現職

■国際海運からのCO2排出削減対策

私は、船舶からのCO2排出対策について、関連業界、関連省庁、他国政府等との
調整を行い、国際基準となる新条約案、既存条約の改正案等を作成する仕事を
担当しています。

船舶からのCO2排出対策に関しては、国連の専門機関である国際海事機関(IMO)
において、船舶の燃費規制や燃料油への課金、他国への技術移転等に関する議論が
行われています。
私は、そのIMOの会議(於:ロンドン)をはじめとした、国際交渉の現場に参加し、
我が国の提案や方針の実現に努めています。また、京都議定書が作成された、
国連気候変動枠組条約締約国会議(COP)にも出席し(直近では、2012年11月末の
COP18ドーハ等)、国際交通からの気候変動資金の拠出等への対応も担当しています。

これらの仕事は、国際的な議論の動向を常に把握しておく必要があり、また、
意見の調整には困難が伴うことが多いのですが、特に、我が国の関連業界における
今後の国際対応の戦略等を踏まえた我々の提案や方針を以て、国際交渉の議論に
臨むことに、大きな責任とともにやりがいを感じています。また、自分の携わった
仕事が、日本だけでなく、他国のマスコミにも取り上げられた時などには、
グローバルな仕事に携わっている実感が沸きます。

国家公務員として、業界とともに日本の国際的なプレゼンスを高める
という観点から、国際交渉に携わってみたい方も、是非国交省を就職先として
考えてみては如何でしょうか。

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[5] 採用1年目の業務紹介【住宅・建築・都市計画関係】

■德竹忠義(入省1年目)
住宅局 建築指導課 構造係(平成24年入省)

■一生の仕事

私が配属された建築指導課では、建築物から皆様の生命、健康、財産を
保護するための最低の基準を定めた建築基準法を所管しています。

今、建築基準法は東日本大震災などの大災害や、昨今の時代のニーズを受け、
法の改正を求められています。
もちろん法改正には社会に多大な影響を与えます。そのため様々なケースを想定し、
多くの人の意見、知識、経験が必要とされます。

例えば、東日本大震災において被害が甚大であった建築物の天井の脱落問題に
対しては、技術研究所へのヒアリング、関係団体との調整、また一般の方にも
意見を求めるパブリックコメントなどを行うことで天井脱落防止の改正案を
推敲していきます。
単に安全性を規定するのではなく、実際に建物を施工する人に障害が発生しないか、
今後建物を購入する人にとってはどのような影響を与えるか、このような問題に
対して技術的な視点を持って取り組みます。

入省後、専門分野以外の職場に配属されたら・・・専門知識が活かせなかったら・・・と、
不安に考える人達もいるかと思いますが、皆様の経験が力になる日もすぐにあると
思います。
現に課内では建築職以外のかたも多く在籍し、技術系、事務系の方々が力を合わせて
よりよい建築基準法作りのために日々の業務を取り組んでいます。

また、業務をこなす中で、難解な障害、整理されなければならない問題等も多く、
大変な事は数多くありますが、スケールの大きな業務の中での達成感や、
使命感に後押しされ日々頑張ることができています。国土交通省に限らず、
国家行政に携わる仕事は一生をかけてもやりつくせない、やりがいがある
仕事だと思います。皆さんと共に働くことを楽しみにしています。

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[6] 採用本部からのメッセージ・編集後記

第6回では、入省1年目の職員にもメルマガを書いてもらいましたが、
いかがでしたでしょうか?
今回の職員の方は、よりよい社会をつくるために必要な法律改正を技術系とは言え、
1年目から担当されているようです。

法律改正の担当は、社会全体に影響を及ぼす責任のある部門ですが、
それだけに、自分の頑張りが直接、国を動かし社会を変えることにつながる
国家公務員ならではの、やりがいのある仕事だと思います。

※技術系職員の担当業務は技術基準の作成や、実際の現場で施工管理を
行うだけでなく、現場で得られた知見を活かした法律改正・政策立案など、
仕事の幅がかなり大きいことも特徴です。

※質問や不明な点がある場合は、気軽に採用本部( engineer@mlit.go.jp )まで
お問い合わせください。

☆☆ メルマガ担当 田中(H22入省) ☆☆