イベント情報など
  • 事務系
  • 技術系
  • 大卒程度
  • 高卒程度
総合職 (技術系) メールマガジンバックナンバー
説明会/インターンシップ
メールマガジン
官庁訪問
キャリアパス/研修制度
よくある質問
国土交通省総合職技術系採用情報メールマガジン H24-25 第7号 H25.2.28
ただいまメルマガ読者数442人


皆さんこんにちは。国土交通省技術系採用メールマガジン第7号です!
もうすぐ3月となり、就職活動も佳境を迎えてきている方が多いのではないでしょうか。

第7号メルマガの配信タイトルは以下の通りです。
[1] 説明会情報(技術系政策セミナー等)
[2] ベテラン職員が若手の頃を振り返る
[3] 海外からのメッセージ
[4] 4月期官庁訪問情報
[5] 総合職試験の試験日程

================================================

[1] 説明会情報(技術系政策セミナー等)

○人事院主催の説明会
3月6日(水) 女子学生セミナー(@東京大学経済学部)
3月7日(木) 霞が関OPENゼミ2013春(@霞ヶ関)

○国土交通省総合職技術系採用本部が主催の説明会(技術系政策セミナー)
3月5日(火) 13:30~15:30 (13:00から受付)
九州地区@九州大学伊都キャンパス ウエスト2号館3F 318号室
(http://www.kyushu-u.ac.jp/access/map/ito/ito.html )

※申込受付中!!(https://www.mlit.go.jp/saiyojoho/event/pdf/seminar_tech_04.pdf )
※技術系政策セミナーは、国交省の技術系職員が、担当している政策や
仕事の魅力について、少人数・対話形式でじっくりお話しします。
(事前予約が必要になりますので、ご注意ください。)

○各業務説明会の詳細な情報は以下のHPにアクセス
▼国土交通省総合職技術系採用HP
https://www.mlit.go.jp/saiyojoho/event/synthesis_tech.html
▼人事院国家公務員試験採用情報NAVI(イベント情報)
http://www.jinji.go.jp/saiyo/event.htm

================================================

[2] ベテラン職員が若手の頃を振り返る

■菊池 雅彦(きくち まさひこ) 昭和63年 旧建設省入省
都市局 都市計画課 施設計画調整官

■主な履歴
山形県 都市計画課(出向)
都市局 都市計画課係長、街路課(現 街路交通施設課)係長
宮崎市 都市整備部長(出向)
旧国土庁 大都市圏整備局(現 国土政策局)計画課課長補佐
都市局 都市計画課課長補佐
道路局 有料道路課(現 高速道路課)課長補佐
四国地方整備局 松山河川国道事務所長、企画部企画調査官
都市局 街路交通施設課企画専門官、都市計画課施設計画調整官(現職)

《国土交通省で「地域づくりの実践」と「政策立案」に取り組みませんか》

みなさん、こんにちは。
私は、昭和63年に旧建設省に入省しました。
早いもので、国土交通省に勤務して25年になります。
入省して最初の赴任地は、山形県庁の都市計画課への出向でした。
東京の郊外で育ち、そこで学生時代まで過ごした私にとって、初めての地方都市、
初めての雪国での生活はとても新鮮でした。

県庁での仕事の内容は、都市計画課でまちづくりを市町村の方々と一緒に検討していました。
道路ネットワークの計画や、新たな土地区画整理事業の計画等を、市職員の方やコンサルタント
のメンバーと図面を広げながら検討し、さらに地域の方々や関係機関と調整して事業化を図る
のは、とてもやりがいのある仕事でした。
また、地域づくりを進めるためには、単に計画を作るだけではなく、それを実現するために
様々な法律や事業手法等の制度の活用が重要です。県や市の先輩職員の方から、各制度の特徴や
運用方法などを教えてもらい、それをどのように適用していくのか自治体サイドから理解を深め
ました。 当時、地方公務員として出向している立場の私から見ていると、国の担当者の方は、専門知識や
全国の様々な事例に詳しく、いろいろと相談に乗ってくれる頼もしい存在でした。
一方で、国に対して、もう少し地域で使い勝手の良い制度にならないものか、あるいは少し柔軟な
運用ができないものか、と考えることがあったことも事実です。

県庁で2年が経った後、本省の都市計画課に異動となりました。
それまでとは立場が全く逆で、自分が制度の検討をして、そして運用について相談される立場に
なりました。いざ自分が国の担当者となってみると、制度を見直すにも運用を改善するにも、
制度の歴史や変遷、全国の様々な事例やその客観的な調査分析など、より深い知識が必要となります。
それまでの県庁での経験も役に立ちましたが、それだけでは通用せず、わからないことは、
地域の方々や大学の先生に指導していただきながら勉強しました。
制度をいろいろと改善して喜ばれたり、現場の方々からの相談に対して、制度の適用や参考事例
などをうまくアドバイスして感謝されると、大変うれしく感じたものです。

その後、市役所や地方整備局事務所などで様々な地域づくりを現場で実践し、本省では政策の
企画立案をして施策の推進を図る、ということを繰り返してきました。
現在は、再び、若い頃在籍した都市計画課に勤務し、これまでの経験をいかして、人口減少
時代に向けたコンパクトシティへの誘導施策などについて取り組んでいます。

振り返ってみると、地域の現場では、プロジェクトを実践していくという目に見えて成果が
上がる達成感がある一方、本省では、専門家として様々な相談に乗りながら政策手法を企画
立案し、地域づくりを支援するという、また別の達成感がありました。国土交通省の技術系
職員は、この両方の経験をできることが、醍醐味ではないでしょうか。

ぜひ皆さんにも、国土交通省で私たちと一緒になって仕事をして、この両方の経験を味わって
もらえることを期待しています。

================================================

[3] 海外からのメッセージ

■野中 秀紀(のなか ひでのり) 平成17年入省
米国ミシガン大学
(人事院の行政官長期在外研究員制度により留学中)

■主な履歴
平成17年4月 自動車交通局(現 自動車局)審査課リコール対策室情報管理係(入省)
平成18年4月 自動車交通局(現 自動車局)技術企画課企画係
平成19年6月 海事局検査測度課危険物係長
平成20年4月 海事局検査測度課業務第一係長
平成21年7月 外務省国際協力局国別開発協力第一課(出向)
平成23年7月 総合政策局国際政策課国際協力官
平成24年6月 留学

《幅広く学べる幸せ》

こんにちは。約8年前に国土交通省に入り、昨年夏から2年間米国に留学中の野中と申します。

このメールマガジンを見ている多くの方は、私がそうであったのと同様に理工系学部所属と思いますが、現在の
私の専攻は公共政策学です。就職するまで私は専攻分野のことしか勉強しておらず、行政とはどうあるべきか、
法令とは、規制とは、等を考えたことは正直あまりありませんでした。しかし入省すると法令に触れる機会が多
くあります。各条文の意味を理解するのみならず、改正を担当することもあります。改正すべきだという意見に
対して、この制度は必要なのだと訴えることもあります。このような議論の際、遅ればせながら上述の問いを自
分に投げかけ、何の拠り所も持っていないことに気づいた私は、本を読むだけでは足りず、公共政策について体
系的に学びたいと思うようになりました。なお、結果的に公共政策学を専攻しましたが、必要性さえ認められれ
ば公共政策学に限られるわけではありません。実際、私は理学部も併願しました。

このような人事院の制度に限らず、国土交通省から多くの人が留学の機会を得ています。英語が得意とは全くい
えなかった私にも結果的にチャンスが与えられたほどですので、門戸は比較的広いと言えると個人的には捉えて
います。なお、同じ採用枠の同期を眺めると、約半数が海外勤務又は留学を経験しています。ただし、最低限の
英語力を示す必要はありますので、仕事をしながらも英語の勉強は続けました。

そして今は、講義や議論形式の授業に出席し、図書館で勉強する毎日です。まだ1学期しか終えていませんので
、基礎となる経済学、統計学等の必修が多いですが、来学期には交通安全に係る人間工学の授業を履修する予定
です。授業はもちろんそれなりに大変ですが、問題意識が明確ですし、給料をいただきながらの留学なので、大
抵のことは頑張れる気がしています。

未曾有の就職難は大変だと思います。就職先の選択も非常に難しいと思いますが、大切なのは、大学の選択と同
様、そこで何をするか、与えられた環境でいかに頑張れるかだと思います。そして就職活動もその環境の1つと
捉えるとよいのかもしれません。この文章が皆さんの就職先選びに少しでもお役に立てたら幸いです。

===============================================

[4] 4月期官庁訪問情報

人事院国家公務員試験採用情報NAVIのページで既に告知されておりますが、平成25年4月上旬に、過年度
総合職試験・Ⅰ種試験合格者を対象とした官庁訪問を実施いたします。具体的な日程等は調整中ですが、決まり
次第、HPにて告知いたします。

▼人事院国家公務員試験採用情報NAVI
http://www.jinji.go.jp/saiyo/gijutukeiharu.htm
※当該ページにある国土交通省の「関連ウェブページ」には、古いURLが掲載されており、現在はリンク切れです。

===============================================

[5] 総合職試験の試験日程
人事院が実施する、国家公務員採用総合職試験(院卒者試験・大卒程度試験)の平成25年度実施日程が決まり
ました。
受験受付期間 4月1日(月)~8日(月)
第1次試験日 4月28日(日)
第1次試験合格発表日 5月10日(金)
第2次試験日(筆記) 5月26日(日)
第2次試験日(政策課題討議・人物) 5月28日(火)~6月14日(金)
最終合格発表日 6月24日(月)

※受験受付期間が短いので、受験予定の方は忘れずに出願して下さい

▼人事院 大学(大学院)卒業程度の採用試験のご案内(平成25年度)
http://www.jinji.go.jp/saiyo/saiyo01_A.htm

===============================================

[6] 採用本部からのメッセージ・編集後記

第7回では、ベテラン職員や海外留学中の職員からのメッセージを掲載しました。
ベテラン職員は、本省はもちろんのこと、地方支分部局や地方公共団体での勤務経験もありました。このように、
ある専門分野(この職員の場合は「都市計画」)を高めつつ、多様な立場の経験を積むことで実践的な政策立案
能力を身につけられるというのも、国土交通省総合職技術系職員の大きな特徴と言えます。
また、海外留学中の職員からのメッセージも大変参考になったかと思います。技術系職員として入省したとし
ても、行政官である以上、公共政策学や経済学等の知識は必須と言っても過言ではありません。このような、国
内外への留学制度・研修制度を始め、自身の目標に向かって研鑽を積む機会が多くあり、それを国土交通行政に
フィードバックし、よりよい政策の企画・立案・実行に反映していくことになります。
さて今回は、業務紹介を中心としたいつものメルマガとは少し異なったコンテンツとなりました。普段の説明
会等ではなかなか得られない情報だったのではないかと思います。

まだ寒い日が続きますが、皆さん健康にはくれぐれもご注意下さい。

※質問や不明な点がある場合は、気軽に採用本部( engineer@mlit.go.jp )まで
お問い合わせください。

☆☆ メルマガ担当 田中(H22入省) ☆☆