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_ Interview

生活基盤にかかわる地域公共交通の
課題解決に臨む

下川 紗保理

  • 所属:
    総合政策局
    モビリティサービス推進課課長補佐

  • 入省:
    平成24年(総合職事務系)

経歴:
H24.4
国土交通省入省(総合職事務系)
/港湾局港湾経済課
H26.7
水管理・国土保全局水政課法規係長
H28.4
大臣官房総務課法規係長
R1.7
英国マンチェスター大学への留学
R3.7
総合政策局国際政策課海外プロジェクト推進官
R5.7
現職

Past入省したきっかけ

入省したきっかけと国交省の魅力

大学では社会基盤工学を専攻し、インフラ整備で私たちの生活がいかに変化するか、気候変動等に対処するためどのようなインフラ整備が必要かについて研究しました。生活基盤作りにかかわる仕事をしたいと考え、地域住民の声を直接聞く現場を持ち、それに基づいた社会デザインができる国土交通省の仕事に魅力を感じました。

Nowやりがい・面白さ

やりがいと面白さについて

水管理・国土保全局時代は、ハザードマップに表示する「洪水に関する浸水想定区域」について、「想定し得る最大規模の洪水に関する区域」に拡充して公表する制度改正に携わりました。国や地方公共団体、企業、個人が連携して大災害に備えるという発想に基づいた、大きな転換点となる制度改正です。現場を持っている国土交通省だからこその、政策のダイナミックさを感じました。

現在所属している総合政策局では、利便性・持続可能性の高い地域公共交通ネットワークへの再構築(リ・デザイン)を進めています。国交省のほか関係する
11の府省庁や有識者が参加し、地域交通の活性化と社会的課題解決を一体的に推進するための会議を立ち上げ、ヒアリングを行っています。誰もが行きたいときに行きたいところに行ける社会の実現に向け、解決策を示したいと考えています。また、新しいモビリティサービスであるMaaSやAIオンデマンド交通の普及など、デジタル活用による移動手段の提供にも取り組んでいます。

Future今後の目標

国土交通省における今後の展望

人口減少・超高齢社会を迎える中、地域の公共交通は将来に渡って安定的なサービスをいかに提供していくかが大きな課題です。顕在化する様々な課題に対し、制度作りや解決策を提示できるよう知見を磨いていきます。

現在、産休取得に向け準備していますが、テレワークなど数年前と比べて働きやすい環境になったと感じています。産休明けにどのような働き方ができるか、先輩方の経験なども聞きながら考えたいです。

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