Past入省したきっかけ
入省したきっかけと国土交通省の魅力
離島での祖父母の厳しい暮らしを間近に見ていた原体験が、国土交通省への入省を決めたきっかけです。入省して4年間は地域公共交通や都市計画を担当。その後、航空局で各国の事例を実地調査しつつ、我が国の空港整備制度を抜本的に見直すというプロジェクトを担当したことで私のキャリア観は大きく変わりました。海外から国土交通行政、そして日本を俯瞰し、それを政策に活かすチャンスを得たいという願望が湧き起こり、海外留学制度を利用、家族を伴って英国の大学院へ留学する機会を得ました。この経験は米州から日本を俯瞰することが求められる現職において、とりわけ大きく活きています。
Nowやりがい・面白さ
やりがいと面白さについて
国土交通省では総合職事務系の職員の採用、民間の都市開発を支援するための諸施策などに取り組みましたが、それと前後して鹿児島県庁で課題山積の交通政策全般を、財務省で農林・防衛予算の査定を担当しました。その後、現職に至るまで、国土交通省の内外をつなぐ「回転ドア」を7回出入り。このような多様な経験を経て、自分の仕事が他者からどう見え、それをどう仕事に活かすか突き詰めて考えるという視点が研ぎ澄まされたと自負しています。
現在は、独立行政法人国際観光振興機構ニューヨーク事務所長として、米州での訪日プロモーションの最前線に立っています。今後の訪日需要回復に向け、日米双方の情勢を見極めつつどう事業を組み立て、進めていくのかという戦略の策定や現場でのプロジェクト遂行と会計、人事や総務といった事務所マネジメントのバランスをとることに苦心しつつも、充実した日々を過ごしています。
Future今後の目標
国土交通省における今後の展望
これからも回転ドアをくぐり続け、ドアの先では戦力として貢献しつつ新たな人脈、気づきや視点を得て、ドアの手前で国土交通行政の進歩に活かす、そういうキャリアパスを歩み続けたいと考えています。
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