海運造船合理化審議会内航部会答申(平成7年6月5日)
−今後の内航海運対策について−


〔はじめに〕

内航海運の現状と課題

1.内航海運の現状
(1)国内物流の大動脈であるが輸送シェアは低下傾向にあること
(2)中小零細性の強い業界であること
(3)船腹の需給ギャップが生じやすい市場であること
(4)取引関係において荷主優位性が強い市場であること
(5)輸送効率化等が着実に進展していること
(6)内航船員の高齢化及び後継者確保問題が深刻化していること

2.内航海運を取り巻く環境の変化
(1)経済環境の変化等と内航海運に係る輸送需要の見通し
(2)内航船員確保問題等の深刻化
(3)内航海運の輸送効率化に対する要請の強化
(4)船舶関係の技術開発の進展
(5)モーダルシフト推進に対する社会的期待の強化
(6)市場原理を活用した競争促進政策の進展

3.内航海運における今後の課題
(1)良質な輸送サービスの安定的かつ効率的な提供
(2)船舶のタイムリーかつ安定的な整備・提供
(3)良質な内航船員等の安定的な確保
(4)内航海運の輸送効率化の一層の推進
(5)モーダルシフト等の新規分野への積極的な取組み
(6)運賃及び用船料に係るコスト負担の適正化
(7)経営基盤の強化を目的とした抜本的な構造改善の推進

今後の内航海運対策

1.船腹調整制度の見直し
(1)船腹調整制度に対する評価
(2)船腹調整制度の見直し

2.船腹調整事業の見直しと一体的に措置すべき事項
(1)船舶のタイムリーかつ安定的な整備・提供
(2)経営基盤の強化を目的とした抜本的な構造改善の推進
(3)運賃及び用船料に係るコスト負担の適正化
(4)内航海運業界と荷主業界との定期協議機関の設置

3.その他の内航海運対策
(1)良質な内航船員等の安定的な確保
(2)内航海運における輸送効率化の一層の推進
(3)モーダルシフト等の新規需要分野への積極的な対応
(4)内航海運の発展に資する港湾機能の整備及び改善
(5)テクノスーパーライナーの早期実用化等

〔おわりに〕


戻る