観光庁「新たな旅のスタイル」ワーケーション＆ブレジャー

当社はイベント企画運営や飲食店経営、デザインなど様々な事業展開を行っていることもあり、勤務時間や場所を問わない勤務体系を導入しています。社員が自主的に目標を持ち、勤務時間や内容を決めていますが、新たな事業展開への発想力、交渉調整力を磨くなど社員の自己啓発の課題もあり、新たな働き方としてワーケーションの導入を検討していたため、今回のトライアルプログラムに参加することにしました。

全国いろいろなところへ飛び回り、地域課題に取り組むコンサルタントのような仕事も行っているので、地域課題解決型プログラムに参加することは楽しみでした。当社の仕事の特性上バケーション中の体験でも地域課題の視点になってしまいワークとバケーションの住み分けの難しさを感じる面もありましたが、地域の方たちはとても温かく受け入れてくださり、多くの方と様々な課題について話せた貴重な機会となりました。
また、地域の方々は私たちの仕事やエリアにもとても興味を持ってくれて、コロナ禍が落ち着いたら弊社の拠点である三重県伊勢市にも来たいとおっしゃっていただき、継続的な交流へと繋がりを感じることができました。

普段の環境から離れたところで一緒に長い時間を過ごすことで、会話やメンバー内でのコミュニケーションが増えました。
また、環境を変えることによって仕事に勢いをつけ、勢いのあるうちにみんなでブレストをすることによって、新しい発想や展開が生まれていくことを実感しました。

今回実施した少人数制のトライアルは、チームビルディングの点で効果的でしたので、今後も同様のワーケーションを推進していく予定です。その他、プロジェクトを軸としたワークを3日、バケーションを2日という計5日間の取り組みを具体化する等、社員からも積極的な提案を受け入れていくつもりです。ワーケーションで行う業務の目標を明確化し、プロジェクトをベースに実施することで、会社としてもワーケーションの滞在経費等が予算化しやすく、継続して取り組みやすくなるのではと思っています。