羽田空港のこれから

騒音対策

条件を満たす施設への防音工事の助成

条件を満たす施設への防音工事の助成

空港周辺の地域においては、関係法令に基づき、防音工事を実施していきます。

住宅への影響
音の影響の範囲(対策織り込み後)

環境影響等を小さくするための多面的な方策(「環境影響等に配慮した方策」)を講じることで、住宅のある地域においては、法律※に基づき住宅防音工事が必要となるような音の影響が生じないことが明らかとなりました。また、南風時の新到着経路の着陸地点を南側に移設し、飛行高度を引き上げたことで、騒音影響のさらなる低減に努めました。

住宅防音工事の目安(Lden 62dB)
Ldenとは、昼間、夕方、夜間の時間帯別に重みをつけて求めた、変動する騒音レベルをエネルギー的な平均値として表した量をいいます。

住宅への影響

教育施設等の防音工事

空港至近の経路付近にある教育施設等について、皆様からのご意見を踏まえ、現行の防音工事の助成制度を拡充します。

arrow

1.「対象地域」の拡大

新飛行経路の運用とこれによる騒音影響に対応できるように、教育施設等の防音工事の助成制度について基準を見直し

2.「対象施設」の拡大

これまでの学校や病院などに加えて、小規模保育施設などを新たに対象施設として追加

「公共用飛行場周辺における航空機騒音による障害の防止等に関する法律」

なお、教育施設等の防音工事については、住宅の基準とは異なり、航空機の騒音の強度及び頻度の組み合わせが一定の限度を超える場合に国が助成を行う制度となっています。