羽田空港のこれから

騒音対策

各経路別対策 - 北風運用時

北風運用時

C滑走路離陸経路

離陸時における騒音軽減運航方式について

  • 急上昇方式

フラップの揚力をできる限り活用することによって、可能な限り早く高度を確保する運航方式を導入します。

  • 最適上昇方式

バランス良く上昇を行っていくことで急上昇方式より遠い地域での騒音影響を軽減する運航方式を導入します。

  • 可能な限り早期の旋回開始

できるだけ早く旋回を開始することにより、住宅地の騒音を低減します。

A/C滑走路着陸経路

北風時の現行到着経路に係る富津沖海上ルートの更なる活用

海ほたるに設置している目印(地標航空灯台)の明るさを10倍にし、富津沖海上ルートの運用比率を高めることで、増便後も北風時の現行到着経路下の騒音影響が増えないよう工夫します。

明るさを10倍に

(現状の8,000カンデラから80,000カンデラに)

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目印を視認できる可能性が向上

従来の半分の視界(視程)でも確認可能に。
特に、夕方や夜間、悪天時に効果。

富津沖ルートとは、北風の好天時にC滑走路到着機が決められた地点から海ほたるの地標航空灯台を視認できる場合のみ、A滑走路到着機が海上(富津沖)を通るルートです。海の上空を通過するため、本ルートの更なる活用により地上への音の影響を抑えることが期待できます。目印の明るさを上げることで、夕方や夜間、悪天時の視認性を高め、増便後も陸域の通過便数が増えないようにします。