海事

PSCO一般訓練コース

第7回アジア・太平洋地域
ポート・ステート・コントロール一般研修が開催されます
~横浜での講義と日本各地での船上実地訓練を実施~

 
   東京MOU(アジア・太平洋地域におけるPSC協力体制)は、8月14日(月)から9月8日(金)までの4週間にわたり、寄港国による外国船舶の検査(PSC:ポート・ステート・コントロール)を行う担当官(PSC官)のための研修を横浜市及び全国9カ所の地方運輸局等で開催します。
   この研修においては、日本の経験豊富なPSC官が、18カ国から参加する18名のPSC官に対して国際規則に関する講義や実際の船舶でのPSC実地訓練を行うなど、国土交通省が全面的に協力し、アジア・太平洋地域の国々におけるPSC執行能力の向上に貢献します。
 
東京MOUが、域内加盟国・地域の初級・中級技量のPSC官に対して、検査能力の向上、検査手順の地域間の平準化等を目的として毎年開催しており、第7回となる今回は18名(18カ国)が参加します。
研修前半の2週間は、横浜市において、主催者である東京MOU事務局をはじめ、国土交通省の地方運輸局等のPSC官、海事局の担当職員及び(一財)日本造船技術センターの専門家が講師となって、外航船舶が遵守すべき国際規則に関する講義を行います。また、舶用膨脹式救命いかだ等の認定整備事業者の協力を得て、同整備事業場の見学も行います。
研修後半の2週間は、全国の地方運輸局等において、経験豊富なPSC官の指導の下で、外国船舶のPSC実地訓練を行います。
この研修は、近年、東京MOU域内だけでなく国際海事機関(IMO)を通じてアフリカや中東等の他地域からも研修生が参加するなど、世界的に高い評価を得ています。
 
研修の概要は別紙のとおりです。
 

お問い合わせ先

国土交通省 海事局総務課外国船舶監督業務調整室奥村、森
電話 :03-5253-8111(内線43-174、43-175)
直通 :03-5253-8639

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