我が国の周辺では、毎年2,000隻程度の船舶事故が発生しており、そのうち約8割以上を占める小型船の安全対策が喫緊の課題となっています。近年、民間企業等において、他船の接近を警告するなどして船舶事故を防止するためのスマートフォンアプリが開発されています。急速に普及が進むスマートフォンを活用すれば、新たな装置を設置する費用負担が小さいこともあり、普及の観点から小型船の安全性向上への効果が高いと考えられます。国土交通省では、船上という特殊な環境においても安全に利用いただけるよう、スマートフォンアプリに求められる要件を定め、安全なスマートフォンアプリの普及を推進しています。
船舶事故の防止に資するスマートフォンアプリの利用促進のためのパンフレット
船舶事故を防止する機能を持つアプリを開発する方に守っていただきたい安全要件をまとめたガイドラインです。
○船舶におけるスマートフォンアプリ活用のためのガイドライン概要版
○船舶におけるスマートフォンアプリ活用のためのガイドライン(平成29年3月16日公表)
船上におけるスマートフォンの安全な使い方をまとめたパンフレットです。
○船上におけるスマホの使い方ガイド(平成29年3月16日公表)
平成28年12月14日から16日に東京湾で行った「スマートフォンを使った船舶事故防止の海上実証実験」の様子です。
スマートフォンを活用した船舶事故防止分科会 資料