内航海運は、国内貨物の4割、産業基礎物資にいたっては8割の輸送を担っており、我が国経済を支える基幹的な物流として極めて重要な役割を果たしています。内航海運の省エネルギー対策を進めることは、地球温暖化対策への貢献、燃料コスト削減など様々なメリットがあります。
国土交通省では、造船所において建造コストを抑えつつ燃費の優れた船を建造できるようにすることを目的とし、経済産業省と連携して、平成26年度に、公募により総トン数499トンの一般貨物船の「標準的省エネルギー船型※1」の開発を支援※2しました。
本事業の成果として、標準船型の開発に関する報告書及び省エネルギー標準船型の設計データを作成しております。報告書(概要版)については、別添資料をご覧ください。報告書(詳細版)及び基本設計データにご関心がある方は、以下の連絡先までお問い合わせください。
※1 1990年代の平均的な燃費水準から16%の燃費効率を改善するもの
※2 省エネルギー型ロジスティクス等推進事業費補助金(革新的省エネルギー型海上輸送システム実証事業 (標準的省エネルギー船舶開発調査))
・報告書(概要版)
・報告書(詳細版)
・2次元図面、3DCADデータ(基本設計データの一部のみ)