水資源

第45回「水の日」「水の週間」実施状況

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 「水の日」(8月1日)及び「水の週間」(8月1日~7日)は、水の大切さや水資源開発の重要性に対する国民の関心を高め、理解を深めるため、昭和52年の閣議了解により設けられました。
 また、「水の日」は平成26年に水循環基本法が施行され、8月1日は法律で定められた「水の日」となりました。
 毎年、「水の日」「水の週間」には全国で、水に関する様々な行事を実施しています。
 令和3年度は、全国で135件の関連行事が実施されました。

水の週間中央行事

主催機関:水循環政策本部、国土交通省、東京都、水の週間実行委員会
後援機関:文部科学省、厚生労働省、農林水産省、経済産業省、環境省
     (独)水資源機構、(公財)日本科学技術振興財団、日本放送協会、(一社)日本新聞協会

水を考えるつどい

 令和3年8月2日(月)に東京都新宿区のパークタワーホテルにおいて、「水の日」を記念する政府主催行事「第45回 水を考えるつどい」を開催しました。
 式典では、赤羽一嘉前水循環政策担当(前国土交通)大臣及び虫明功臣水の週間実行委員会会長による挨拶の後「第43回全日本中学生水の作文コンクール」の表彰式が行われました。
 国内外から13,025編にのぼる作品の中から、見事に最優秀賞を受賞した宮崎県延岡市恒富中学校3年の永谷和希さんの表彰と、受賞作文の朗読がオンラインでおこなわれました。
 また、式典に続いて、アルピニストの野口健さんによる「エベレストから見た地球のこれから」と題した基調講演と、「世界の水から日本の水を考える」をテーマとしたパネルディスカッションが行われました。

※国土交通省YouTubeで、開催内容の一部を動画で公開しています。(URLは以下のとおり)

■第43回全日本中学生水の作文コンクール 最優秀賞者の作文朗読
(最優秀賞受賞者:宮崎県 延岡市立恒富中学校3年 永谷 和希さん)
https://youtu.be/7TMfVucIveY

■基調講演
「エベレストから見た地球のこれから」
アルピニスト 野口 健 氏
https://youtu.be/CiQtp7kZLK0

■パネルディスカッション
「世界の水から日本の水を考える」
コーディネーター
木場 弘子 氏 フリーキャスター/千葉大学客員教授
パネリスト
石田 紀彦 氏 東京都水道局局務担当部長/東京水道株式会社水道技術部長
野村 隆治 氏 キリンホールディングス株式会社 執行役員 CSV戦略部長
松本 重行 氏 独立行政法人国際協力機構(JICA)地球環境部水資源グループ長
https://youtu.be/qJklqYR-12w

  • 最優秀賞受賞者の表彰

  • 野口健さんによる基調講演の様子

  • パネルディスカッションの様子

水のワークショップ・展示会

昨年度は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止の観点から中止となっていましたが、令和3年度はオンラインで開催しました。

詳細はこちら(水のミュージアムオンライン)※外部ページ(水の日・水の週間HP)




【出展機関】
水の週間実行委員会/ダム工学会「ダム何でも相談室」/東京都水道局/巧水スタイル推進チーム/(一社)日本治山治水協会/東京都下水道局/特定非営利活動法人日本水フォーラム/独立行政法人水資源機構

水の週間関連行事

全日本中学生水の作文コンクール

 全国の中学生及び海外日本人学校在学の日本人中学生を対象に、「水について考える」をテーマとする「全日本中学生水の作文コンクール」を毎年開催しています。
 また、平成26年度には、水循環基本法が施行されたことから、本コンクールを政府全体の取り組みとするため、最優秀賞に内閣総理大臣賞を、優秀賞に厚生労働大臣賞、農林水産大臣賞、経済産業大臣賞、環境大臣賞が創設されました。
 第43回目となる今回は、国内外から13,025編にのぼる作品の応募があり、各都道府県の地方審査、中央審査会を経て、最優秀賞1編、優秀賞9編、入選29編及び佳作134編が選ばれました。
(作文のタイトルをクリックしていただくと、作品をご覧いただけます。)


〈最優秀賞 1編〉
内閣総理大臣賞

私の夢と大切な水 宮崎県 延岡市立恒富中学校
3年 永谷 和希


〈優秀賞 9編〉
厚生労働大臣賞

『エコ』の意義 兵庫県 兵庫教育大学附属中学校
2年 小寺 良菜

農林水産大臣賞
豊かな暮らしをいつまでも 香川県 高松市立香川第一中学校
2年 溝渕 朔也

経済産業大臣賞
父と私をつなぐ水 福島県 会津若松市立一箕中学校
3年 佐藤 空成

国土交通大臣賞
「共助」の遺産 沖縄県 粟国村立粟国中学校
3年 小谷 杏奈 

環境大臣賞
私達が担うべき使命 新潟県 新潟県立燕中等教育学校
3年 羽賀 詩彩 

全日本中学校長会会長賞
「あいにく」 熊本県 甲佐町立甲佐中学校
3年 豊永 はる

水の週間実行委員会会長賞
「あの子達を救いたい」 愛知県 豊橋市立本郷中学校
2年 中村 光里

独立行政法人水資源機構理事長賞
「四国四県、友情の水」 香川県 香川大学教育学部附属高松中学校
3年 溝口 真央

中央審査会特別賞
潤う未来 鹿児島県 喜界町立喜界中学校
3年 喜禎 あさひ

〈入選29編〉

入賞者一覧はこちら

水資源功績者表彰

 令和3年度の水資源功績者は5団体が受賞されました。

【団体】
 ・綱取ダムの環境と清流を守る会(岩手県)
 ・もおか環境パートナーシップ会議(栃木県)
 ・長野原町(群馬県)
 ・東吾妻町(群馬県)
 ・次世代のためにがんばろう会(熊本県)

  功績概要はこちら

 なお、表彰式は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止の観点から、各都道府県での実施となりました。

  • (栃木県)もおか環境パートナーシップ会議

  • (岩手県)綱取ダムの環境と清流を守る会

水とふれあいフォトコンテスト

 水とのふれあいフォトコンテストは、平成26年3月に成立した水循環基本法に基づく「水の日」の関連行事であることを踏まえ、健全な水循環の重要性や水資源の有限性、水の貴重さ、水資源開発の重要性について国民の間に広く理解と関心を深めることに資する作品を全国から募集しています。
 第35回目となる今回は、カラープリント部門で1,894点、SNS部門で1,538点のご応募をいただき、下記のとおり表彰者が決定しました。

『カラープリント部門』
【グランプリ】国土交通大臣賞 「雨の水族館」中山 洋三
【優秀賞】東京都知事賞 「池の水を蘇らせるために」佐久間 俊介
     独立行政法人水資源機構理事長賞 「夜明けの放流」御供 良一
     水の週間実行委員会会長賞 「稽古を終えて」名雪 誠
【特別賞】審査委員特別賞 「トワイライト」上杉 孝徹
【特選】5名
【入選】10名

『SNS部門』
【グランプリ】1名 投稿者:erk_inkcさん
【特別賞】2名 投稿者:chagallmakoさん
         投稿者:after_side_zさん

水とのふれあいフォトコンテストの詳細と入選写真は、こちらをご覧ください。(水の日・水の週間ウェブサイト

  • 【カラープリント部門 グランプリ】国土交通大臣賞「雨の水族館」

  • 【SNS部門 グランプリ】投稿者:erk_inkcさん

「水の日」ブルーライトアップ

 「水の日」である8月1日に、より多くの人が「水の大切さ」や「健全な水循環」について考えていただくため、全国各地の施設のご協力を得て、全国各地の施設を、「水」を連想させるブルーにライトアップする活動を令和2年度より実施しています。
 令和3年度は、昨年度の10施設から大きく増え、全国各地の52施設で実施しました。

【日付】 令和3年8月1日(日)
【施設】 こちら(施設一覧)からご覧いただけます。

 お近くでご覧になれる施設がありましたら、ブルーライトアップ施設を家族や友人と一緒に見て、「水の大切さ」や「健全な水循環」について考えてみませんか。

  • プリンス芝公園

  • アサヒグループ本社ビル

  • 熊本城

こども霞が関見学デー

 令和3年8月18日(水)~19日(木)に開催された「こども霞が関見学デー」(オンライン)において、下記プログラムを実施することができました。

【実施プログラム】
・国土クイズ(1回5~10名 全10回)
・親子で挑戦!「あまみず検定」特別編(1回親子15組 全4回)
・リバーアドベンチャー!~君もリバーマスターになろう!~(1回親子20組 全10回)
・おうちで楽しむオンラインツアー体験!インドネシア、ニュージーランドを旅してみよう!(1回親子50組 全2回)
・船員さんのお仕事って?帆船日本丸の船長さんとお話ししてみよう!(1回6名 全2回※18日のみ)

お問い合わせ先

国土交通省水管理・国土保全局水資源部水資源政策課
電話 :(03)5253-8111
直通 :(03)5253-8386

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