<設置趣旨>
地方公共団体をはじめとする下水道関係組織においては、経験豊かな職員の退職が迫るなか、若手職員への技術・ノウハウの継承が大きな問題となっておりますが、事業量の減少や民間委託の増加等により十分な経験を積むことが難しくなる傾向にあります。
そこで、若手の職員が他組織の若手職員と交流する場として下水道若手職員によるネットワーク(下水道場)を設立しました。
下水道場では、身近なところでは若手職員が抱える業務上の課題や各自治体が抱える下水道における課題等を議論し合うところから始まり、ゆくゆくは組織の枠を超えた若手職員の自己研鑽・切磋琢磨の場を目指し、発展的には「日本の下水道を世界のブランドにする」ところを目指す野心的な取組です。
下水道場の取組が全国へ広がりつつあり、地方公共団体が主体の「地方版下水道場」が全国で開催されています。