国土交通省 メールマガジン (平成21年9月28日)
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2009/9/28 第249号
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◇目 次◇
1新着情報
・本日の報道発表
2国土交通セミナー
都市における公園整備や緑地の保全・創出に関する取組状況
~平成20年度末の都市公園等整備現況調査結果について~
◆国土交通セミナー
○都市における公園整備や緑地の保全・創出に関する取組状況
~平成20年度末の都市公園等整備現況調査結果について~
都市公園をはじめとする公園緑地は、住民のレクリエーションの空間となる
ほか、良好な都市景観の形成、都市の防災性の向上、地球温暖化防止への寄与、
生物多様性の確保など、多様な機能をもち、良好な都市環境を形成する上で必
要不可欠な存在になっています。
○平成20年度末における都市公園の整備状況
全国の都市公園は、昨年度末と比較して順調に増加しており、着実な整備が
進められていますが、諸外国と比べると日本の都市公園の整備水準は依然とし
て低くなっています。
・都市公園面積は約114,925haとなり、昨年度末から約1,700ha増加。
・都市公園箇所数は96,867箇所となり、昨年度末から約1,700箇所増加。
・一人当たり都市公園面積は約9.6㎡/人となり、昨年度末から約0.2㎡/人増加。
・諸外国の首都の一人当たり公園面積は、ワシントンD.Cで52.3㎡/人、
ロンドンで26.9㎡/人である一方、東京23区では4.5㎡/人にとどまる。
○平成20年度末における緑地の保全・創出に関する取組状況
都市緑地法や古都保存法等の規定に基づく行為制限や緑化の義務付け等によ
り、以下のような緑地の保全・創出が図られています。
・良好な自然環境を現状凍結的に保存する「特別緑地保全地区の指定」は
387箇所約2,147haとなり、昨年度末から15箇所約41haの増加。
・古都における歴史的風土を保存するために必要な区域である「歴史的風土
保存区域」の指定は約22,487haとなり、昨年度末から約2,404ha増加。
・一定規模以上の敷地面積における新築・増改築を行う際に、緑化率の最低
限度を定めて都市中心部の緑化を推進する「緑化地域」は、全国に先がけ
て平成20年10月に名古屋市で施行され、また、横浜市においても平成21年
4月に施行。
国土交通省では、良好な景観と緑豊かな都市環境の形成を図るため、都市
公園の整備や樹林地や社寺林などの緑地の保全、民有地を含む市街地の緑化
に関する取組を引き続き推進していきます。