国土交通省 メールマガジン

国土交通省 メールマガジン 平成23年5月6日

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                          2011/5/6 第635号
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◇目 次◇
 1新着情報
  ・本日の報道発表
 2東日本大震災における対応状況等
  ・「復興アクション」キャンペーンがスタートしました
  ・交通機関の復旧状況等
 3編集長だより
 4お知らせ
  ・春の全国交通安全運動を実施します(5月11日~20日)

◆新着情報[5月6日発表分]
【報道発表】※各URLで内容を見ることができます。
○「めざせ!海技者セミナー in KOBE」を開催します
  http://www.mlit.go.jp/report/press/kaiji09_hh_000040.html

※国土地理院、観光庁、気象庁、運輸安全委員会、海上保安庁の報道発表資料
 は、以下のURLからご覧いただけます。
 国土地理院 http://www.gsi.go.jp/
 観光庁 http://www.mlit.go.jp/kankocho/news_index.html
 気象庁 http://www.jma.go.jp/jma/press/index23.html
 運輸安全委員会 http://www.mlit.go.jp/jtsb/houdou.html
 海上保安庁 http://www.kaiho.mlit.go.jp/info/kouhou/h23/index.html


◆東日本大震災における対応状況等
○「復興アクション」キャンペーンがスタートしました。
 被災地の復興に向け、日本全国で被災地を応援する「復興アクション」キャン
ペーンが4月28日からスタートしました。多くの民間団体や企業からもこの
復興アクションへの応援を頂き、官民一体となって取り組んで行こうというも
のです。
 「復興アクション」は、わたしたちが普段の暮らしの中で「今できることを
無理せずにやる」という誰でも参加できる取り組みです。無駄な買い占めや必
要以上に自粛した暮らしをせず、また、生活物資やエネルギーのことを考えな
がらきちんとした暮らしを楽しめば、それはきっと、日本の元気になり、被災
地の復興の原動力になります。
 一人ひとりが被災地のためという思いを胸に「復興アクション」に動き出す
ことが、被災地の復興に、日本経済の元気に、この国の大きな元気につながり
ます。今日から、皆さんも一緒に「復興アクション」をお願い致します。
 ■「復興アクション」被災地のために 日本のために
   http://fukko.gov-online.go.jp/

○交通機関の復旧状況
[1] 本日(6日)午前10時現在の各施設等の復旧率は次のとおりです。
 ・JR常磐線82%(原発規制区間を除く)
 ・港湾35%(129バース/367バース)
[2] 交通機関の運転再開予定など、震災復興に向けた動きをお知らせ致します。
<5月中旬>
 ・JR常磐線(四ツ倉駅~久ノ浜駅)運転再開予定
 ・JR石巻線(前谷地駅~石巻駅)運転再開予定
<5月下旬>
 ・JR仙石線(東塩釜駅~高城駅)運転再開予定
<7月中旬>
 ・ひたちなか海浜鉄道(勝田駅~阿字ヶ浦駅)運転再開予定
 ・仙台空港線(名取駅~美田園駅)運転再開予定

○応急仮設住宅の着工状況・着工推移
  http://www.mlit.go.jp/common/000140307.pdf

○国土交通省の取組概要
  http://www.mlit.go.jp/common/000138602.pdf

○災害情報 東日本大震災への対応(総括)
  http://www.mlit.go.jp/saigai/saigai_110311.html

○交通・住まいなど国土交通省の対応状況詳細
  http://www.mlit.go.jp/report/daisinsai_top.html


◆編集長だより
                     広報課長  野村 正史
 今日6日はいわゆる連休の谷間、いつもならスーツ姿のサラリ-マンで一杯
の朝の通勤電車も制服姿の小・中・高校生が目立っていました。今年のゴール
デン・ウィークは祝日が土日と重なることもなく、2日と6日の平日をどちら
かでも休めばまさに大型連休となる条件の良い日並びでした。

 そのような中、東日本の被災地は発災から間もなく2ヶ月を迎えます。避難
生活を送る方々も、復旧・復興に携わる方々も、今年の連休はカレンダーの色
には関係なく、日々の生活と故郷の再生に懸命の努力を傾けていらっしゃいま
す。国土交通省でも、被災地の現場で復旧工事に携わる職員や、仮設住宅の建
設用地確保を急ぐため地方公共団体との調整を進める職員は、それこそ休日返
上で業務に当たっています。

 こういう状況下にあって、省内には何となくゴールデンウィークを暦どおり
休むことさえ憚られる雰囲気がありました。前半の三連休には震災復興のため
の補正予算についてGW中としては49年ぶりに休日審議が行われましたが、普
段は役所で見る国会審議を自宅テレビで視聴して落ち着かない思いをした職員
も多くいたと思いますし、実際に業務のため休日出勤している職員も数多くい
ます。東日本の現状を考えれば連休だからといって行楽に出掛けるのは後ろめ
たく思う、というのが正直な気持ちでした。

 そのような空気に一石を投じたのが、観光庁の「『がんばろう!日本』~官
民合同による国内旅行振興キャンペーン~」です。これは、東日本大震災の影
響で様々な活動の自粛が行われ、観光に関しても、直接の被害があった地域だ
けでなく、それ以外の観光地においても旅行者が著しく減少するなど深刻な状
況が続いていることを踏まえ、旅行を通じて被災地域の復興を支援し、また、
それ以外の地域での旅行振興を図ろうとするもので、観光庁の呼びかけに応え
てさっそく東北応援ツアーなどが企画されています。

  なるほど、被害を受けた地域の方々に私達が心を寄せる方法は一つでは無い
ということです。みんなが息を潜めるようにしていては、本当に日本全体の元
気が無くなりかねません。特に東日本においては様々な産業が大きな打撃を受
け、人が動かず、ものが動かず、ひいてはお金が動いていない状況です。復興
を促すためには地域経済に血流が戻らなければなりません。観光庁は経済活動
という形でも被災地域を支援できることを訴えて、国内での人の動きを促して
いこうとしているのです。

 そう考えると、東日本、特に東北はこれからベストシーズンを迎えますし、
訪れ先としては本当に良いところだと思います。冬が厳しく長い分だけ、北国
の春は優しく、夏は鮮やかでしょう。今現在は青森の弘前公園が満開の桜、桜
の後は新緑の季節となります。露天風呂に入りながら眩しいばかりの青葉を堪
能するというのも、東北ならではの楽しみです。

 新幹線も全通し交通は沿岸地域を除いてほぼ復旧しています。ゴールデン
ウィークを過ぎても週末2日間あれば旅の楽しみは十分に味わえます。東北を
はじめとする日本の魅力を再発見するために、そして、日本を元気にするため
に、今だからこそ皆さんもお出掛けを検討してみてはいかがでしょうか。

 ■「がんばろう!日本」~官民合同による国内旅行振興キャンペーン
   http://www.mlit.go.jp/kankocho/news05_000091.html


◆お知らせ
○春の全国交通安全運動を実施します
  5月11日(水)から20日(金)の10日間、春の全国交通安全運動を
実施します。全ての座席でシートベルトやチャイルドシートの正しい着用を
徹底するなど、交通安全に努めましょう。
  また、運動期間中の5月20日(金)は「交通事故死ゼロを目指す日」です。
 交通事故死ゼロを目指し、自動車ユーザーの皆様をはじめ、一人ひとりが
交通安全を心がけましょう。
 ■平成23年春の全国交通安全運動、交通事故死ゼロを目指す日
  http://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/safety/sosei_safety_tk1_000004.html

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