uc22-030

防災エリアマネジメントDX

実施事業者東日本旅客鉄道株式会社 / KDDI株式会社 / 東急不動産株式会社 / 株式会社日建設計
実施場所東京都港区 品川駅北周辺地区
実施期間-
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3D都市モデルを活用した人流シミュレーション環境を構築。防災を切り口にエリアマネジメントのDXを目指す。

実証実験の概要

地域の価値を維持・向上させるため、民間事業者が主体となってまちづくりを行うエリアマネジメントの取組が各地で進められている。しかし、こうした活動は事業者側の負担が大きく直接的な収益も生みにくいことから、活動の効率化・成果の見える化が課題となっている。特に、「安全安心なまちづくり」に向けた取組は、付加価値創出ではなくコストとして捉えられる傾向が強い。

今回の実証実験では、3D都市モデルを利用した大規模誘導・避難シミュレーション環境を構築し、エリア内防災計画の更新や合意形成における有効性を検証することで、防災を切り口にしたエリアマネジメントのDXを目指す。

実現したい価値・目指す世界

まちの持続的な価値向上を推進するエリアマネジメントは、まちの維持管理、にぎわい創出、環境、防災、防犯、地域連携など、活動領域が多岐にわたる。しかし、アナログな対応が多くコストが相当数かかることから、活動範囲に制約を受けやすく、持続的な活動財源確保のハードルも高い。特に、「防災」については、その重要性が認識される一方で、潜在的リスクを共通認識としづらく合意形成にコストがかかる、成果を実感しづらい、といった理由から取組が停滞するおそれがあり、活動の効率化・成果の見える化が課題となっている。

今回の実証実験では、品川駅北周辺地区の3D都市モデルを活用した大規模誘導・避難シミュレーション環境を整備し、災害時の潜在的リスクや、これに対応するために必要な避難計画を三次元的に可視化する。また、その成果を活用し、都市再生安全確保計画(官民連携によるエリアの防災計画)の更新に向けた避難のプランニングや合意形成の支援を行う。これらの取組みを通じて、災害リスクの共有や合意形成コストの軽減といった観点から3D都市モデルを利用したエリアマネジメント活動の有効性を検証する。

対象エリアの地図(2D)
対象エリアの地図(3D)